回生充電のおかげか?
予想外の走行距離を記録!
246からTBS方面に向かう途中の薬研坂。このあとの難坂、三分坂を下ればけっこう充電できます。折り返した三分坂ではギアを「1」、しかも立ち漕ぎでなんとか上がることができました。この薬研坂の復路はギア「2」でやはり立ち漕ぎで246に戻りました。そして六本木、青山霊園はギア「4」で座ったまま走行。今回のコースで三分坂の次に急勾配と感じる、信濃町の観音坂ではやはりギアを「1」にして、なんとか座ったままあがりました。
24kmほど走った四谷坂町の津の守坂でLEDがついにひとつに。だいたい11~12kmごとにひとつ減るようなイメージです。ということは、33~36kmほどでバッテリーなくなると予測しながら走ります。
四谷から番町、神楽坂、早稲田を経て、34kmほど走った総務省統計局付近で、残りひとつだった残量表示のLEDが、点灯から点滅へと変化しました。これまでとは違って力が弱まったものの、アシストは続きます。神楽坂を折り返し、九段方面に向かい、「アシスタDX Special」がバッテリー切れした地点も通り過ぎても、LEDは点滅のまま微妙なアシストが続きます。バッテリーの消費を早めようと、九段の中坂を2往復しても続く“微アシスト”。「アシスト力弱ってるんだけどなー」と思いつつも、バッテリー残量がある以上は走るべく、スタート地点の東京ドームに戻り、コースの2周目に突入。
今回の走行ログ
(iPhoneアプリ「Cyclemeter」で計測)
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距離:45.93 km
バイクタイム:3:55:25
平均時速:11.71 km
昨年乗ったAERO LIFEの「angee+L」がカタログ値42kmに対して21kmほどでしたので、今回の「aby+L」は、そのバッテリー容量から30kmほどで終わりかなと思っていました。しかし、LEDひとつが点滅してからバッテリーが完全に消費される間が予想以上に長く、終わってみれば約46km走行と、思いがけずの長距離となりました(またもや尻が痛い)。とはいえ、強いアシストを保っていたのは33~34kmくらいまでです。
微力ながらバッテリー残量がなくなるまで、10km以上もアシストを続けるという配慮は、使う人にとっていいものだと感じました。強モード時のアシスト力は申し分なく、「アシスタDX Special」のような、道を選ばない安定感こそありませんが、豊富なギアで補うことができると思います。なお、バッテリーがなくなっても、ギアを軽くすれば普通に走れますが、回生充電はあまり期待できません。
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