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Xbox Oneは家庭に1台のマシンになるか? スペックをチェック

2013年05月22日 23時43分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Xboxの次世代機「Xbox One」が発表されたことは既報の通りだ。ここでは発表会でお披露目されたXbox Oneのスペック確認と、新機能をおさらいしていこう。

まさに黒い箱の「Xbox One」電源ユニットが気になるところだ

Xbox Oneの主なスペック
CPU:8コアCPU
メモリー:8GB
HDD:500GB
光学ドライブ:Blu-ray
無線LAN:802.11n
インターフェース:HDMI入出力端子、USB3.0端子

8コアのCPUに8GBメモリー
スペックはPS4とほぼ同等

 Xbox Oneのスペックは、CPUにx64ベースの8コアCPU、メモリーは8GBと、先日発表された「PlayStation 4」とほぼ同等。筐体のデザインは、縦横比 16:9 で形成された水平型。これは、Blu-rayディスクドライブをより高速化させるために最適化された結果だという。

画像を見る限りはある程度端子数がわかるが、今回のXboxは、HDDが個人で交換できたらありがたいのだが

 Xbox Oneは、ゲーム機能以外に多くの力を注いでいる。その1つが、テレビ視聴機能だ。Xbox Oneを介してテレビを視聴できる以外に、ホームメニューをお気に入りのゲームやテレビ番組などを表示させるといったカスタマイズも可能。ディスプレーを分割してゲームとテレビ番組を同時に楽しむこともできる。またSkypeを標準で搭載しているので、ゲーム中やテレビの視聴中に通話を行なえる。

発表会の説明ではゲームプレイ中にSkypeからのコールがあったら左上に表示されていた

KinectはXbox One用に新設計

 Kinectセンサーは、Xbox 360用として販売されていたものを使用するのではなく、完全な新設計。フルHDカラーの撮影に対応し、デザインも一新。現状あるほぼすべての照明環境に対応しており、手首のわずかな動きも感知できるほか、雑音遮断技術を改良することで騒がしい部屋でも声を聞き分けられるという。

新Kinectセンサーは、本体デザインによく似た設計

ゲーマータグは引き継ぎ可能

 Xbox OneのXbox Liveは、細かい部分で進化を遂げている。ゲームのダウンロードは、セグメント単位でダウンロードされることで、例えダウンロード中のゲームでもプレイできる。ダウンロードしたコンテンツはほかの作業中にバックグラウンドで更新することが可能になった。プロフィールやゲームといった個人情報をクラウド上に保存すれば、ほかのXbox Oneで起動したときに自分の環境を再現できる。そのほかの機能は以下のとおり。

ホームメニューはユーザーのニーズに合わせて学習し、個々にカスタマイズされていく

  • Smart Match:待機時間を予測し、ユーザーがほかの操作をしている間に一緒にプレイする人を探すことで、感覚的な待機時間をなくす。ユーザーの評価を重視し、最適なマッチメイキングできる。
  • Game DVR:ゲームプレイをクラウドに保存できる。Xbox Liveでほかのフレンドに見せることも可能。
  • Living Games:AIがユーザーのプレイスタイルを学習し、人工AIとしてフレンドが対戦できる。
  • 拡張された実績システム実績システムは、重要な瞬間をビデオキャプチャーしたり、ゲームでの実績を成長させ続けられる。「ゲーマー スコア」は Xbox 360から移行可能。
  • Xbox SmartGlass:対応したゲームなら複数のデバイスを同時に接続してマルチプレイが可能に。

さらに詳しい情報はE3にて!
6月11日を待て

 Xbox Oneは2013年後半に発売される予定。より詳細な情報やタイトルラインナップは6月11日~13日の期間でロサンゼルスで開催予定の「E3(Electronic Entertainment Expo)」で発表される予定だ。PS4の対抗馬となりえるのか、楽しみに待ちたい。

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