ニュースやブログ、ソーシャルメディアを組み合わせたニュースサイト、ザ・ハフィントン・ポスト。米国版のニュース速報はピューリッツァー賞を受賞した実績をもち、特集、エンターテイメントの情報源としてだけではなく、政治家や学生、著名人から無名の人まで多くの読者が活発に意見交換を行う言論の場として注目されている。
ユーザーが参加する“良質な言論空間”を目指す
ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンはアメリカ発ニュースサイト「ザ・ハフィントン・ポスト」の日本版サイト「THE HUFFINGTON POST in association with THE ASAHI SHIMBUN」を本日から開始した。運営はザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループと朝日新聞の合弁会社。
現在、イギリス、カナダ、ケベック州、フランス、スペイン、イタリアで各国版を展開。日本版がアジア発進出となる。日本版はブロガーによる「ブログ記事」「ニュース記事」「ソーシャルコメント」の3つの要素で構成される。開設当初は「政治」「経済」「国際」「社会」の4つのテーマからスタート。米国版のザ・ハフィントン・ポストと同様に有名無名を問わず、さまざまな人々が意見を交わす場の構築を目指すという。
「ハフポ」って呼んでね!
ザ・ハフィントン・ポストはその名の通り創設編集長のアリアナ・ハフィントンさんの名字に由来するもの。ちょっと覚えにくいと危惧したのか、ザ・ハフィントン・ポストの日本語略は「ハフポ」と名付けられたようだ。今回、記者会見の手土産としてハフィントン編集長直筆のハフポの焼印が押されたオリジナル饅頭が振舞われた。