これまで、台北国際書展(台北国際ブックフェア)に出展していたコミックを中心とした出版社が独立して、これまで以上にアニメやコミックに注力したイベント「台北国際動漫節」を、2月14日から2月18日までの4日間に渡って台北世界貿易センター第二展示場で開催した。
台北国際ブックフェアは、台湾国内のあらゆる出版物を取り扱う総合国際見本展となっていたが、開催規模が拡大したためコミックなどを出版する出版社が思うようにステージイベントを開催できないうえに、コミック系のコンテンツを求めて来場する読者に対して満足のいくサービスやブースを用意できないという問題を抱えていた。
そこで今回、コミックを中心に出版する台湾の出版社が加盟する中国動漫出版同業協進会が主催となり、台北国際ブックフェアから独立して、コミックに加えてアニメも取り込んで開催することとなった。同イベントには、日本のマンガ家やライトノベル作家、アニメで活躍する声優などがゲストとして招かれ、トークショーやサイン会などを実施した。国立台湾大学総合体育館で開催された「Fancy Frontier」と日程が重なっていたので、生まれたての「第1回 台北国際動漫節」の模様も取材してきた。早速お届けしたい。
