2012年のオタク活動の締めくくりとなる「コミックマーケット83」(以下、C83)が東京有明 東京ビッグサイトで、本日から31日までの3日間の会期で始まった。
初日の29日には昨年の15万人から2万人増加した17万人が参加。12月8日に、一般報道でも取り上げられている「黒子のバスケ」関連イベントへの恐喝行為により、同作品の二次創作物の頒布自粛要請がサークルに出されたほか、長いコミックマーケットの歴史のなかで2回目となる手荷物検査が実施される緊張の幕開けとなったが、フタが開けてみると、大きな混乱もなく無事に1日目が終了した。
企業ブースは午前中から多くの人で賑わい、例年にないほどの混雑ぶり。15時を回った時点でも西4階ホールは人で埋め尽くされ、出展する企業ブースのスタッフたちからも「この時間まで混雑するのは久しぶりじゃないでしょうか」「初速も早かったですが、勢いが衰えることなく、続いているので明日以降の混雑対策を練り直さなくてはなりません」といったうれしい悲鳴も聞こえた。
また、直前インタビューでお伝えしたマイクロソフトブースも大盛況で、担当する砂金氏、戸倉氏ともに確かな手応えを感じていたようだ。なお、今回からコスプレ広場が大々的に拡大。これまでの庭園、西駐車場(1、2日目)、西屋上広場(2、3日目)に加えて、西アトリウム、西トラックヤード、東トラックヤード、東エントランス2Fが新たにコスプレ広場として利用可能になっていた。
