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CEATEC JAPAN 2012 私的レポート

CEATEC JAPAN 2012を30代おっさんが存分に楽しんだ

2012年10月04日 13時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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IGZOと発電する窓ガラスがかっこいい!!
そして5型HDディスプレイのシャープブース

 名称だけが先行している、IGZO液晶を実際に間近でチェックできるとあって、海外メディアが多かったのも印象的。筆者も発色が気になっていた。中でも注目したのは、参考出展の32型4K2Kディスプレイ(解像度3840×2160ドット/140ppi)。

32型4K2Kディスプレイ(解像度3840×2160ドット/140ppi)の参考出展も。筆者も絶賛プレイ中のPSO2によるデモが行われていた

左写真が32型4K2Kディスプレイ、右写真がフルHD。写真よりも肉眼で比較するのを推奨するが、全体的な解像感の差がやはり大きい

 PCゲームユーザーをターゲットということで、PSO2がプレイできた。設定を最高にした状態のフルスクリーンで、フレームレートは60fpsを常に維持。気になるPCスペックについての詳細は非公開だったが、クアッドGPUによる描写のようだった。

 すぐ隣にはフルHDのモニターでの表示もあり、実際に見比べられておもしろかった。もちろん、その差は歴然。手が届きやすい価格での登場を期待したいところだ。(その分、PCのスペックアップも必要になるのだが)

 また5型高精細ディスプレイも注目を集めていた。解像度1920×1080ドット/443ppiというフルHD解像度。輝度がジャストミートに設定されていたのもあるのだろうが、数秒間、写真が置いてあるのかなぁと思って見てしまった。iPhone 4のディスプレイを初めて見たときの印象に近いとも言える。美麗さは5型高精細ディスプレーが圧倒的に上だった。

5型高精細ディスプレー。3型や4型の登場が待たれるクオリティーだ

5型高精細ディスプレーに寄って撮影したもの。写真ではわかりにくいのだが「写真がぬめぬめ動いてる!」というインパクトがあった

7型電子ステーショナリー。日本人的にはこのサイズ帯のタブレットが流行すると持ち運びやすくなるのだが

 またユニークなものとしては、発電する窓ガラスがある。シースルー太陽電池のことであり、半透明のブラインドが掛かった窓のようなビジュアルで、窓ガラス内に埋め込まれた半透明のソーラーパネルが規則正しく並ぶ様が印象的だ。

 カンタンにいえば、発電と採光を両立させた製品になる。ガラス込みでモジュールとして用意されており、既存環境への組み込みやすさが魅力。また適度に直射日光をカットするため、省エネ効果も持ち合わせている。なおサッシへの組み込みだけでなく、手すりへの組み込みも考えているそうだ。なおモジュールの変換効率は6.8%とのこと。

ちょっとブラインドがかかった感じのシースルー太陽電池

シャープブースの各所にシースルー太陽電池が組み込まれていた

ちょっと寄ってみるとソーラーパネルの存在を確認できた。右写真はiPhone用マクロレンズで撮影したみたもの

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