IGZOと発電する窓ガラスがかっこいい!!
そして5型HDディスプレイのシャープブース
名称だけが先行している、IGZO液晶を実際に間近でチェックできるとあって、海外メディアが多かったのも印象的。筆者も発色が気になっていた。中でも注目したのは、参考出展の32型4K2Kディスプレイ(解像度3840×2160ドット/140ppi)。
PCゲームユーザーをターゲットということで、PSO2がプレイできた。設定を最高にした状態のフルスクリーンで、フレームレートは60fpsを常に維持。気になるPCスペックについての詳細は非公開だったが、クアッドGPUによる描写のようだった。
すぐ隣にはフルHDのモニターでの表示もあり、実際に見比べられておもしろかった。もちろん、その差は歴然。手が届きやすい価格での登場を期待したいところだ。(その分、PCのスペックアップも必要になるのだが)
また5型高精細ディスプレイも注目を集めていた。解像度1920×1080ドット/443ppiというフルHD解像度。輝度がジャストミートに設定されていたのもあるのだろうが、数秒間、写真が置いてあるのかなぁと思って見てしまった。iPhone 4のディスプレイを初めて見たときの印象に近いとも言える。美麗さは5型高精細ディスプレーが圧倒的に上だった。
またユニークなものとしては、発電する窓ガラスがある。シースルー太陽電池のことであり、半透明のブラインドが掛かった窓のようなビジュアルで、窓ガラス内に埋め込まれた半透明のソーラーパネルが規則正しく並ぶ様が印象的だ。
カンタンにいえば、発電と採光を両立させた製品になる。ガラス込みでモジュールとして用意されており、既存環境への組み込みやすさが魅力。また適度に直射日光をカットするため、省エネ効果も持ち合わせている。なおサッシへの組み込みだけでなく、手すりへの組み込みも考えているそうだ。なおモジュールの変換効率は6.8%とのこと。