Core i7上位版や16GBメモリーも選択できるパワフル仕様!! 「Endeavor NJ5700E」ロードテスト 第6回
デスクトップPCのリプレイスにもうってつけ!
「Endeavor NJ5700E」の使い勝手や拡張性をチェック!
2012年09月06日 11時00分更新
フルHD対応の15.6インチ液晶ディスプレイに加え、Core i7-3820QM、NVIDIA GeForce GT 640Mを搭載したエプソンダイレクトが誇るハイエンドノートPC「Endeavor NJ5700EフルHD液晶&専用GPUモデル)」を6回に分けて徹底チェック! 最終回となる今回は、使い勝手や拡張性に注目してみた。第1回、第2回、第3回、第4回、第5回はこちら。
キーボードはテンキー付きで、ストロークも深め
最終回はキーボードなどヒューマンインターフェイスの使用感や、将来における拡張がどの程度まで可能かを見ていきたい。
まず、キーボードについてだが、3列テンキーが付いた104キーで、キーピッチも19mmを確保してある。興味深いのは、いわゆるアイソレーションタイプではなく、オーソドックスなスタイルのキーボードであること。最近は、見栄えの良さや防塵などの観点からアイソレーションキーボードを採用したノートが圧倒的に多いが、キーストロークの深さやタッチ感が違うために、中には打ちにくいと感じるユーザーもいるだろう。
対して「Endeavor NJ5700E」のキーボードは、見た目こそフラットな作りになっているが、キートップが大きめで、キーストロークも2.5mmと深めなので、従来型のキーボードに慣れている方にはむしろ使いやすいだろう。
特徴的なのは、キーボード部がキーボード面のやや手前側にレイアウトされているため、手を奥の方まで伸ばさなくともタイピングができることにある。そのため、肩に余計な力がかかりにくく、画面と目の距離も適切に保つことができて、長文入力もしやすい。
キーボードに関して気になる点をあげるなら、カーソルキー周りが少し窮屈なのと、文字キー部分とテンキー部分が隣接していて間隔がないため、「Delete」キーを押すつもりが「NumLk」キーに指がいってしまうことがしばしばあった。なお、左「Ctrl」キーと「Fn」キーは、BIOSでの設定変更で左右を入れ替えて使うこともできる。
タッチパッドについては、感度調整が適切で使用感は悪くないが、いまどきのスタンダードノートにしては表面積が小さいことと、クリック/右クリックボタンを押したときに「ガチッ」とやや大きな音がするのは気になる。もっとも「Endeavor NJ5700E」のようなノートは据え置き利用が中心で、マウスをつなぐケースが多いと思われるので、タッチパッドを使う機会は少ないかもしれない。
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