Ultrabookといえば即時起動が魅力のひとつ。Windows 8にしたAspire S3でもそれは変わらず、スリープ状態から画面を開いても、2秒とかからず復帰する。起動も10秒そこそこで、持ち歩きでもストレスを感じさせない。
なお、編集部から貸し出されたAspire S3には、ソースネクストのセキュリティーソフト「スーパーセキュリティーZERO」がインストールされていた。これを残したままWindows 8にアップグレードしたのだが、アップグレード後にはエラーを出すようになったので、アンインストールした。Windows 7対応統合セキュリティーソフトは、Windows 8に正式対応するまでは正常動作しない可能性がある。
ちなみに実験に使用したAspire S3は第1世代のUltrabookだったが、今後発売されるUltrabookにはGPSなどのセンサーデバイスが標準搭載される可能性が高い。7月末に東京で開催された「インテル・ソフトウェア・イノベーション・フォーラム 2012 東京」では、インテル デベロッパー・プログラム部門ディレクターのスコット・アぺランド氏が「今後のUltrabookには(コンバーチブルタイプが増えるので)タッチとセンサーデバイスが入るようになり、センサーデバイスの基準はマイクロソフトと同じである」という発言をしている。今回はGPSを内蔵したPCはテストできなかったが、UltrabookならWindows 8でもGPS機能をそのまま使えるのかもしれない。
ハードウェア | ソフトウェア |
---|---|
◎ | ◎ |
まったく問題なし | エイサーの独自ソフトも動作しているので、ほぼ問題なさそうだ |
この連載の記事
-
第3回
PC
7よりも速いのか!? Windows 8の性能をベンチで検証する -
第1回
PC
これだけは知っておきたいWindows 8 10の疑問 -
PC
RTM版で最終チェック ここが知りたい!Windows 8特集 - この連載の一覧へ