初期状態ではネットワークにつながらない
Retinaに合わせてサイズを変更
インストールそのものはあっけなく終わったMBP RetinaとWindows 8だが、問題は各デバイスが動くかどうかだ。上の画面のとおり、インストール直後のMBP Retinaは、Windows 8自体は支障なく動作しているものの、ネットワークコントローラーやBluetoothが認識されておらず、輝度調整やスリープの機能も使えない。
気になるRetinaディスプレイでの表示だが、起動直後は1024×768ドットで表示されているものの、ディスプレイのプロパティから「2880×1800」を選ぶことで、正しくdot by dotで表示される。ただし標準設定のままでは、この高解像度だとアイコンや文字、ウインドウタイトルバーなどが小さすぎるので、快適に使うには調整の必要がある。
あまり使われていない機能だが、Windowsではアイコンやタイトルバー、文字のサイズをまとめて拡大する機能がディスプレイのプロパティにある。MBP Retinaのように15インチクラスの画面サイズに2880×1800ドットという高解像度の表示をしている場合にも、これは有効な機能だ。Windows 8では従来型のコントロールパネルで設定する。
150%に拡大してみると、フォントやタイトルバーのサイズも見やすい程度に大きくなった。MBP Retinaではこの程度の拡大サイズが適当なようだ。表示解像度自体は2880×1800ドットのまま、ウインドウの各要素だけを拡大しているので、解像度を下げて拡大表示するのと違い、画面の精細感も損なわれない。
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