そのほかの標準アプリケーション
Windows 8では従来のWindowsよりも、エンターテインメント向けのアプリケーションが充実している。標準でマイクロソフトの検索サービス「Bing」と連携した「マップ」や「ニュース」、「スポーツ」「ウェザー」「トラベル」といったアプリケーションは、今までのWindowsにはまったくなかったものだ。ただし、記者はこれらのアプリケーションが、どちらかと言えばMetroスタイルアプリケーションの「見本」という位置付けで、これらの上にサードパーティーが提供する情報も統合していこう、というほど野心的なものではないように感じられた。
パソコンにカメラが搭載されている場合は、標準の「カメラ」アプリを使った静止画・動画撮影も可能だ。機能的にはこちらも初歩的なものを用意しているだけで、やはりサードパーティーアプリのお手本というところだろうか。
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マイクロソフトでは、Windows 8 Enterpriseエディションの90日限定評価版を配布している。テストに使えるパソコンがあるなら、導入してみてはいかがだろうか。いち早く製品版相当のWindows 8を体験してみてはいかがだろうか。