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スポーツの祭典と検索エンジン

ロンドンに行く資金も、運動する体力もないなら、Googleで遊べ?

2012年08月10日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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実はGoogleにどっぷり浸かっている人気付かない?

 とまあ……こんな感じで、隣に座っている編集者に「このゲーム、意外とハマりますよね」と話しかけたところ、予想外の反応が出てきた。以下蛇足ながら書くと、今回の五輪仕様のDoodle、編集部内での認知度が思った以上に低いのである。

 ウェブ編集者なるモノ、検索サイトには毎日、何十回いや何百回とアクセスするものと思っていたが……なぜ? と思う読者もいるだろうが、実はGoogle検索を使いこなせば使いこなすほど、Googleの検索ページへのアクセスをしなくなってしまうようなのである。

StatCounterのサイトで公開されている、ブラウザーシェアのグラフ

 考えてみれば、最近StatCounterのレポートで、世界シェアで2位になったというグラフが公開された「Google Chrome」では、アドレスバーに検索キーワードを入れるだけで、Google検索ができてしまう。Internet Explorerの場合でも「Google Toolbar」などを使って検索している人は多い。

 Googleの検索やアプリケーションにどっぷりとハマればハマるほど、Doodleの演出に気付かなくなってしまうと言うのは皮肉と言えば皮肉である。ちなみにAndroidスマホでGoogleのトップページにアクセスしてみたら、表示はもちろんできるのであるが、ゲームを楽しむためのキーボードがなくて困惑してしまった。

 実はGoogleのサービスはITにそれほど詳しくないワタクシ(実は今月から入ったばかりの新人です)のほうが、先に気付いてしまっていたという事実を前にして、ITリテラシーとは何なのかと真剣に考えてしまったというのは、恥ずかしいような、そうでもないようなちょっと複雑な心境である。

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