NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンが協業することはすでに第一報でお知らせした通り(関連記事)。ここでは具体的なサービスなどを紹介する。
発表会のプレゼンテーションは、当初ドコモの山田社長が行なう予定だったが、先日発生した通信障害の対応に当たっているため、同社の執行役員 マーケティング部長 永田清人氏が登壇し、一連の障害に対するお詫びをした。その後、本題に入り、新たなブランドとして立ち上げた「Disney Mobile on docomo」の説明を行なった。
ドコモとディズニーはiモードの時代からコンテンツを提供してもらうなどのパートナーシップを築いており、「スマートフォンでも新たな端末やサービスを一緒に提供できるのは喜ばしい」と永田氏は語った。ドコモのスマホとしての性能(スペックや機能など)とサービス、通信エリアという強みと、ディズニーの持つ全世界全年齢が楽しめる強力なコンテンツたちがコラボすることで、スマホに新たな世界観を持ち込みたいとのことだ。
また、ウォルト・ディズニー・ジャパンからは、ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ ゼネラルマネージャー モバイル デービッド・ミルスタイン氏も壇上に立ち、これまでディズニーのターゲットは女性メインだったが、Disney mobile on docomoはファミリー向けも視野に入れていると語った。Disney mobile on docomoならではのアプリやサービスに関しても言及し、例えばオリジナルのライブ壁紙やディズニーキャラをあしらったアイコンなどのほかに、無料でディズニー映画が見放題の「Disneyシネマ」、海外ドラマも無料で見られる「Dlife」といったサービスも提供していく。
メールアドレスは通常の「@docomo.ne.jp」のほかに、ウェブメールベースの「@disneymobile.ne.jp」が専用のアプリから利用可能となる。このメアドはプッシュ配信式ではなく、一定間隔で自動受信する形式に対応している。
そのほか、気になる話としては、春以降にディズニーランドやディズニーシーとのコラボによる特典も考えているということ。デイパレードなどのオフィシャルスポンサーをしているドコモなだけに、どのようなサービスが展開されるのか大いに期待できそうだ。
プレゼンテーションのあとは、女優の堀北真希さんに加え、夢の国からミッキーとミニーが登場し、会場に華を添えた。堀北さんは今回のコラボに対し「私自身、ディズニーのファンなのでうれしい。このスマホは幅広い年代の方に使ってもらえそうだし、ビジネスでも使えるデザインですね!」と太鼓判を押した。