管理画面で「Check Point Virtual Appliance」をクリックするだけ!
チェック・ポイント、AWS向けの仮想アプライアンス発表
2012年01月13日 06時00分更新
1月12日、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは仮想アプライアンス版のセキュリティゲートウェイ「Software Blade」の機能をAmazon Web Services向けに提供すると発表した。
これにより、Amazon Web Servicesで運用しているクラウド環境に対し、Software Bladeが提供する幅広いセキュリティ機能で保護することが可能となる。利用する機能は選択可能で、クラウド環境内の資産の保護にはファイアウォールやIPS、アプリケーションコントロール、URLフィルタを利用できる。ほかに、ネットワーク接続とモバイルからのアクセスへの保護にはVPNとモバイルアクセス制御を利用し、機密情報などのデータ漏えい防止にはDLPが利用できる。
導入が容易なのも特徴で、Amazon Web Servicesの管理GUI上で、「Check Point Virtual Appliance」をクリックし、必要なSoftware Bladeを有効にするだけで完了する。このCheck Point Virtual Applianceの管理用ソリューションも用意されており、特にログとレポートはクラウド環境と自社運用環境で統合されているため、コンプライアンスや監査への対応も容易に行なえ、組織全体で一貫性のあるセキュリティが実現するという。
たとえば、オンラインでサービスを提供している企業や教育機関が、自社のITサービス全体をAmazon Web Servicesで運用する場合でも、繁忙期のリソース増強にのみAmazon Web Servicesを利用する場合でも、Check Point Virtual Applianceがそのクラウド環境を保護。すべての企業データと通信手段をつねに安全な状態に維持できるとしている。