他社製品の住所録からのデータインポート、
「アドレスブック」との同期をサポート
宛名職人Ver.18は、他社製品の住所録からのデータインポートにも対応し、「アドレスブック」やWindows用の他社製年賀状作成ソフト、Excelファイルなどのデータを読み込める。
「アドレスブック」に関しては、データの同期も可能だ。普段は「アドレスブック」で連絡先を管理したいという人も、必要なときに「宛名職人」側のデータをワンクリックで更新できる。ただし、同期は手動のみで、スケジュール同期機能がない点はやや残念。
データ同期/インポート対応住所録 | ||
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シンクロ(同期)が可能 | アドレスブック | |
読み込み | そのまま 読み込み可能 |
宛名職人 住所録(「宛名職人Ver.18〜Ver.10」)、Contact XML 1.1形式、vCard Ver.2.1形式、vCard Ver.3.0形式、カンマ区切り形式(CSV)、タブ区切り形式(TAB) |
住所録コンバータで変換後 読み込み可能 |
「宛名職人Ver.9〜Ver.1」の住所録 | |
ContactXMLに変換後 読み込み可能 |
「筆まめ21〜15」「筆王Ver.15、筆王ZERO、筆王2008〜2004」「筆ぐるめ18、15〜10」「はがきスタジオ2007〜2005」「宛名職人2012〜2003」 | |
CSV形式に変換後 読み込み可能 |
「筆まめ14〜13「筆ぐるめ17〜16」「楽々はがき2010〜2006」 | |
書き出し可能な形式 | Contact XML 1.1形式、vCard Ver.2.1形式、vCard Ver.3.0形式、カンマ区切り形式(CSV)、タブ区切り形式(TAB) |
テンプレートを基に美しい裏面デザインを作成
また宛名職人Ver.18は、裏面用のデザインテンプレートを豊富に搭載している点も見逃せない。テンプレートに少し手を加えるだけで、見栄えのいいデザインを手軽に作成できる。
例えば、写真を収める枠付きのテンプレートの場合は、Mac内の写真をドラッグ&ドロップで配置可能だ。この際、iPhotoを起動しなくてもライブラリーを直接ブラウズできる点が気が利いている。
約1万種類ものイラスト素材や題字を用意しているので、これら自由に配置してアレンジしてもいい。PNGファイルの場合は透過属性を読み込み可能で、ほかのオブジェクトの上にきれいに重ね合わせられる。他社製の素材集を使う場合も安心だ。
パッケージ版収録素材 | ||
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収録デザイン | デザイン数 | 宛名テンプレート(85点)、年賀状デザインテンプレート(約350点、そのほかデザインテンプレート(約350点)、ラベルデザイン(3700点、カスタム設定可能)、イラスト(約1万点) |
ダウンロードサービス | 年賀状デザインテンプレート(約200点)、そのほかデザインテンプレート(約400点)、イラスト(約1万点)、各種最新辞書の更新データ(更新はサポート期間終了まで)、ラベルデザインの更新データ(更新はサポート期間終了まで) | |
収録フォント | 日本語フォント | AGENDA人名行書体L1、AGENDA人名正楷書体L1、AGENDA人名ゴシック体L1-M、BRG筆楷書清流、BRG隷書麗流、BRGペン字恋文、AR祥南真筆行書体M、ARマーカー体E、姫筆シリーズ 史游書体-游-、髭筆シリーズ 爆天書体-旺-、雲涯フォント あったか毛筆 |
欧文フォント | 60書体 |
「図形」ツールを使えば、「四角」「吹き出し」といった簡単なものはもちろん、ペジェ曲線を使った複雑な図形も描画可能。専用のグラフィックソフトには及ばないものの、簡単なレイヤー機能やオブジェクトの整列機能もあるので、ゼロからデザインを作成する際も作業しやすい。
今回のバージョンアップは、ユーザーフィードバックを反映した細かい操作性の改善と、OS X Lionへの対応がメインで、目立つ新機能は少ない。とはいえ、柔軟な住所録管理や、社名や連名などを含めた宛名全体をバランスよく印刷するといった主要機能は、すでに完成の域に達しており、まぎれもなく秀逸だ。
アジェンダ「宛名職人Ver.18」の主な仕様 | |
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対応OS | Mac OS X 10.7〜10.5(10.5.4以上を推奨、OS X Lionにはアップデータにて対応) |
対応CPU | Intel Core 2 Duo以上 |
利用ストレージ容量 | 標準インストール時約3GB以上 |
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