11月28日、ブイキューブは電話回線を使った多拠点対応の音声会議「V-CUBE ボイス」を発表した。同社はインターネットを利用した動画対応のWeb会議システム「V-CUBE ミーティング」を提供する企業だ。
インターネットを介した音声通話には、参加する場所やネットワークの状態によって、「音質がよくない」「遅延が大きい」 といった問題が生じていた。新発表のV-CUBE ボイスは、電話回線を利用するため、安定した音声コミュニケーションが実現するという。
専用の機器や回線の購入は不要で、アクセスポイントに電話をかけ、ガイダンスに従ってプッシュボタンでパスコード(参加情報)を入力するだけで会議参加が行なえる。
また、参加方法は、
- 参加者がアクセスポイントに電話し、通話料を負担する「ローカルアクセス(ダイヤルイン)」
- 参加者がアクセスポイントに電話するが、通話料は主催者が負担する「フリーダイヤル(ダイヤルイン)」
- 主催者が参加者に電話をかけて呼び出す(通話料は主催者負担)「ダイヤルアウト」
という3タイプが用意される。
V-CUBE ボイスは、電話が使用できる場所であれば、世界中のどこからでも利用可能だ。電話をかけるアクセスポイントは国内主要都市に加え、世界66都市にも設置する。また、国内・海外60カ国のフリーダイヤル番号も用意されている。
料金は、初期費用が無料。利用料金はアクセスポイントまでの通話料に加え、ダイヤルインが15円~40円/分、ダイヤルアウトが20円~31円/分などが発生する。