日本IBMが「IBM Networking OS 6.8.1」を発表
新OSでIBM「G8264」が世界最速を謳うOpenFlowスイッチに
2011年11月14日 06時00分更新
11月11日、日本IBMはネットワークスイッチの最上位機種「IBM BNT バーチャル・ファブリック 10Gb G8264」を「OpenFlow(オープンフロー)」に対応させるオペレーティングシステム「IBM Networking OS 6.8.1」を発表した。
このスイッチは、10GbE(SFP+)×48ポート、40GGbE(QSFP+)×4ポートを搭載するデータセンター向け製品。40GbEポートをオプションの「ブレークアウト・ケーブル」で分岐することで、10GbEインターフェイスを最大64ポートまで利用できる。発売日は2011年3月で、価格は430万円だ。伝送能力は1.28Tbpsあり、今回発表されたIBM Networking OS 6.8.1を適用することで、OpenFlow対応製品の中で世界最速になるとしている。
ユーザーは、サーバーにオープンソースまたは商用のOpenFlowのコントローラソフトウェアを導入し、本スイッチに接続することで、OpenFlowに対応したネットワークを構築できるという。