10月18日、日本コンピューティングシステム(JCS)はGPUボードを搭載する高密度GPGPUサーバー「Vintage VCST-GP2090/2075」、「Vintage VCXQ-GP2090/2075」の販売開始を発表した。
GPUボードはNVIDIAのTesla M2075/もしくTesla M2090を搭載可能。1UサイズのVCST-GP2090/2075は最大3基、2UサイズのVCXQ-GP2090/2075は最大4基のGPUボードを搭載できる。1.33TFlopsに達する優れたパフォーマンスを発揮するTesla M2090を搭載した場合、Vintage VCST-GP2090は最大約4TFlops、Vintage VCXQ-GP2090は、最大5TFlops以上の優れた演算性能を実現するという。
両モデルともCPUにはXeon 5600番台×2を搭載し、最大メモリは96GB(DDR3 ECC Registeredメモリ)。VCST-GP2090/2075は最大4台、VCXQ-GP2090/2075は最大10台の、2.5インチSATA HDDを内蔵できる。
開発環境「CUDA」をバンドルしており、最新のCUDA対応ドライバ、コンパイラー、数値演算ライブラリ一式をプレインストールする。このため、導入後、ただちにGPUに対応する並列アプリケーションなどの開発を始められるという。
価格は、Tesla M2090を3基搭載のType VCST-GP2090が126万1000円から。