「PowerX ActiveImage Protector 3 Pro」を徹底活用
Windowsを稼働中のままバックアップして、万一に備える!
2011年09月29日 12時00分更新
日々のバックアップはオートメーションに
バックアップは気まぐれに取るだけでは不完全だ。できれば毎日取っておきたい。とはいえ、面倒だったり忘れてしまったりで、なかなか習慣化できないもの。
そんな時は、自動バックアップ機能を活用しよう。PowerX ActiveImage Protector 3 Proはバックアップを定期的に実行するスケジュール機能を搭載しており、一度設定すればあとは意識しなくてもいい。
さらに、パソコンをシャットダウンする際に、自動で増分バックアップを取ってくれる機能も搭載している。毎日の作業の終わりに、変更されたデータだけをバックアップするので手間も時間もかからないのだ。
GBクラスのデータを作成したりしない限り、増分バックアップなら1~2分で終了する。仮に時間がかかったとしても、シャットダウン時なら気にならないだろう。
使いこなすほどに便利さがわかる
PowerX ActiveImage Protector 3 Pro
本ソフトを試してみて感心したのは、増分バックアップはもちろん、フルバックアップ中も他の操作に影響は見られなかったことだ。Webサイトの閲覧や動画再生なども同時に問題なく行なえる。
お使いのパソコンの性能が低くて、バックアップ中にもっさりするようなら、バックアップ処理の優先度を低くすればいい。バックアップの作業時間は増えるが、並行して作業すれば気にならない。
簡単にバックアップ&リストアできるPowerX ActiveImage Protector 3 Proだが、かゆいところに手が届く機能も満載している。例えばトラブルが起きた時、新たなハードウェアを用意して復元する前に、とりあえずバックアップデータ内にあるファイルが欲しいということもある。
そんな時は、バックアップデータをドライブとしてマウントし、ファイルやフォルダを個別に復元することもできる。
セキュリティ機能も万全だ。パスワードをかけておけば、イメージバックアップデータが漏洩しても第三者には復元できなくなる。さらに暗号化しておけば、バックアップからデータを取り出すことも不可能だ。
日々増分バックアップを取っていると、データの数が増えて管理が面倒になる。そんな時は「コンソリデーション(結合)」機能でまとめてしまおう。増分を合成して1つのファイルにできるので管理がラクになる。
さらに、増分や差分をベースとなるバックアップイメージに合体させる「ユニファイド(統合)」機能も備えている。
HDDを新しくしたり、HDDからSSDへの換装なども行なえる。BIOSに代わるファームウェア「uEFI」アーキテクチャもサポートしており、3TBのHDDもサポート。まさに死角のないイメージバックアップソフトと言える。
手順がよくわからない、もしくは面倒という理由でバックアップを行なっていない人がいるなら、PowerX ActiveImage Protector 3 Proと外付けHDDに投資して、貴重なマイデータを守ることをオススメする。