「ホワイトクラウド VMware vCloud Datacenter Service」
ソフトバンク、ホワイトクラウドにvCloud採用メニュー追加
2011年08月01日 06時00分更新
7月29日、ソフトバンクテレコムは企業向けクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウド」の新メニュー「ホワイトクラウド VMware vCloud Datacenter Service」を開始した。
ホワイトクラウド VMware vCloud Datacenter Serviceは、国内初という「VMware vCloud Datacenter Services」認定サービスプロバイダとして正式に提供を開始するクラウドプラットフォームサービス。ヴイエムウェアのクラウド技術をベースに、インフラ基盤の拡張をクラウドならではの柔軟性・拡張性・可用性で対応し、さらに高セキュリティな環境で構築・運用するため、負荷の増減が激しいシステムの環境基盤として最適なサービスだという。
ユーザーがリソースを自由に管理できる専用の管理サイト「セルフサービスポータル」を用意しており、負荷に合わせて柔軟にリソースを設定できる。このため、季節変動や予測できないビジネスに応じて、柔軟で迅速なリソース確保が可能だ。
利用用途に応じた料金体系を用意する。「Basic vDC:従量時間課金」では、仮想サーバ単位に設定した分を課金する従量時間課金を設定。仮想サーバは、ニーズに合わせてCPUやメモリ、ストレージのスペックを自由に設定でき、設定したスペックと利用した時間に応じた従量課金によってコストの最適化が図れる。
一方、「committed vDC:リソースプール課金」は、CPUやメモリ、ストレージといったリソースをある一定量確保し、月額料金で提供する。契約のリソースの範囲内で、仮想サーバの新規作成やサイズ変更、仮想ネットワークの構築など、自由度が高いシステム構築が可能だ。都度の申込手続きは不要であり、システム構築の時間短縮が図れる。