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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第1回

最新のXperia! 性能面での実力はいかに?

2011年06月30日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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バッテリーの持ちや操作感をじっくりチェック

 前編ではおもに「Xperia acro SO-02C」の注目点をチェックした。後半は使用感を中心に見ていこう。

これらはauから24日に発売されたXperia acro。カラーバリエーションは、WhiteとBlackはドコモ版と同じだが、Ruby(左)はau独自のもの

バッテリーの持ちが向上

 スマホ選びで欠かせないのがバッテリーの持ちだ。YouTubeのHD動画連続再生でベンチマークテストを実施したところ、現行端末の「Xperia arc SO-01C」を1時間以上も上回る約5時間20分という好結果が出た。

Xperiaのバッテリーベンチ計測結果比較

acro SO-02C
約5時間20分
arc SO-01C
約4時間6分

<計測条件>
YouTubeのHD動画をWi-Fiで連続再生し、バッテリー切れで電源が落ちるまでの時間を計測した。画面の明るさは最大輝度で常時点灯にし、Bluetooth、GPS、3Gはオンにした。

 実はacroのバッテリー容量やCPUなどはarcと同一だが、連続待受時間はacroのほうが約50時間少ない。にもかかわらずacroの計測結果が良かったのは、実行中アプリの管理方法などを見直し、最適化を図った結果と推察できる。

サクサク動いてストレスなし

 まず、起動が速い。初代「Xperia SO-01B」が約1分かかるのに対し、約40秒で起動する。YouTubeのHD動画も瞬時に再生を開始し、マップやブラウザーのスクロール、ズームも指先に吸い付くようにキビキビと動く。アプリの起動や、ウインドウ切り替え時のアニメーションもきわめてナチュラルで、動作速度を気にする必要はない。

アプリの起動や、ウィンドウのスクロール、切り替えもストレスなく動く

太めのデザインはアリ?

 ややぽっちゃりした本体のデザインは好みが分かれるが、SO-01Bユーザーの筆者としては「アリ」だと思う。重量はiPhone 4より軽く、シャツやズボンのポケットに違和感なく入る。arcも併売なので、薄さ重視ならarc、機能重視ならacroと選べるのがいい。また、デザインが違うので、保護ケースもそれぞれ別物になる。

Xperiaのサイズ比較(コンパクト順)

Xperia arc SO-01C
幅63×奥行き10.9~11.4×高さ125mm/重量:約118g
Xperia acro SO-02C
幅62×奥行き11.5~12.3×高さ127mm/重量:約135g
Xperia SO-01B
幅63×奥行き13.1×高さ119mm/重量:約139g

正面と背面の両サイド(左)、正面下部(右)、上部は斜めに切り落としたようなデザインでコンパクトさを演出。とくに両サイドのカットは試行錯誤の末にたどり着いた形状(ソニー・エリクソン製品企画担当者・談)で、手のひらにフィットするため持ちやすい

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