6月23日、日商エレクトロニクスは在宅勤務リューション「NomadGate(ノマドゲート) for USB Thin Client」を発表した。
NomadGate for USB Thin Clientは、自宅のPCにUSBメモリ型のシンクライアントデバイス(USBキー)を挿し込むことで一時的にシンクライアント化し、VPN経由でオフィスのPCにアクセスできるソリューション。オフィスにいる状態と同じ感覚で、自宅にいながら業務やコミュニケーションを行なえるという。
USBキーには、本人認証が可能な「指紋認証型」、USBキーの管理機能に強い「管理特化型」、Webアプリケーションやファイルサーバー利用に特化した「アクセス操作限定型」という3タイプを用意しており、ユーザーのニーズにあわせて選択できる。
タイプ | 概要 |
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指紋認証型 | USBキーに指紋認証機能を搭載することで、キーの紛失・盗難といったセキュリティを強化する。またUSBキーからブートする機能により、クライアント側のホストOSを使うことなくリモートアクセス可能となる |
管理特化型 | 専用サーバーを配置することで、クライアントのアクセス制御、紛失・盗難時のUSBキーロックなどが実現できる。また専用サーバーからUSBキーの設定が可能なため、管理者負荷を軽減できる |
アクセス操作限定型 | クライアントは、オフィスのWebサーバーやファイルサーバーのみへアクセスできる。画面のコピー禁止などクライアント側に操作制限をかけることも可能だ |
連携ソリューションとして、仮想化技術によりデータセンターのサーバー上にクライアント環境を構築する「VDIソリューション」も提供する。VDIにより、オフィス環境のセキュリティレベルを高めるとともに、地理的に離れたデータセンター間のディザスタリカバリ対策により事業継続性を高めることも可能となるとしている。
価格はUSBキー100本で約400万円から