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夏ボで情報武装 第2回

高性能PC+20型液晶TV+3波ダブル長時間録画+YAMAHAサウンド

1台4役すべてこなせる地デジPC、NEC「VALUESTAR N」

2011年06月23日 12時00分更新

文● 高橋量

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 アナログ放送の終了も間近に迫った現在、すでに多くの家庭で地デジ化が進められていることだろう。しかし、まだTVやレコーダーが地デジに対応していない、または個人用に2台目の地デジ録画環境を検討しているという方には、NECの「VALUESTAR N VN770/ES6」がオススメだ。

 VALUESTAR Nであれば、地上/BS/110度CSのデジタル3波の視聴/録画が可能で、Blu-ray Discドライブを利用したダビングも手軽に行なえる。「YAMAHAサウンドシステム」により、クリアでリアルなサウンドで音楽も楽しめる。第2世代Core i5を搭載しており、Office搭載パソコンとしての基本スペックもバッチリ。そんな1台4役のお得な液晶一体型デスクトップなのだ。

「VALUESTAR N VN770/ES6」。カラーバリエーションは「クランベリーレッド」、「ファインホワイト」、「ファインブラック」の3種類

どんな場所にもマッチするデザインと
極上の音を再現するヤマハのサウンドシステム

 VALUESTAR Nは、フォトスタンドタイプのデザインを採用した液晶一体型のデスクトップPCだ。本体の厚さが約6cmとすっきりとしたフォルムで、設置に必要な奥行きは18.2cm。チルト角は12〜30度で自由に変更可能だ。

本体の下にキーボードを置くことができ、じゃまにならない省スペース設計となっている

 用意されているボディーカラーは、クランベリーレッド、ファインホワイト、ファインブラックの3種類で、今回試用したのはクランベリーレッドのモデル。カラー部分は光沢のある華やかな仕上がりであるが、デザインがシンプルなので全体的にシックな印象を受ける。リビングはもちろん、書斎にもマッチするシーンを選ばないデザインだ。

 ディスプレーは20型ワイドのグレア加工タイプで、解像度は1600×900ドットとなっている。実際に地デジを視聴してみたところ、20型ワイドであればフルHDでなくても映像が十分鮮明に映し出されるので、問題はないだろう。

 ディスプレーの下には3W+3Wのステレオスピーカーを配置。「Sound by YAMAHA」のロゴから分かるように、ヤマハの低音再生技術「FR-Port」(エフアール・ポート)が採用されている。

厚みのある豊かな低音とクリアな中高音で迫力のサウンドを楽しめる「YAMAHAサウンドシステム」を採用

 パソコンの内蔵サウンドというと軽く見てしまう方が多いかもしれないが、20型ワイドの液晶TVでBD/DVDコンテンツを視聴するとなれば、品質の高いスピーカーが欲しくなるはず。実際にVALUESTAR Nでサウンドを聞いてみると、低音の広がりが素晴らしく、音楽CDやデジタル音楽を楽しむのにも十分なスペックであることが分かる。

 付属のキーボードとマウスはワイヤレスタイプ。キーボードは109キーのアイソレーションキーボードで、キーとキーの間が離れているため入力しやすい。また薄くてコンパクトな点も魅力だ。ちょっと使いたい場合でも、手軽に取り出せてサクサクッと入力できるのでとても便利。

配列は標準的な109キーレイアウト。右上にキーボードと本体の電源スイッチが用意されている

 キーボードの右上には、キーボード/マウスの電池残量表示と合わせて、オン/オフのスイッチが用意されており、キーボードの電源を切るのを忘れにくい。筆者の場合、電源を切るのを忘れてしまい、バッテリー残量がなくなって困ることが多いので、この配置は非常にありがたい。

付属のリモコン。TVをひと通り操作できる。見た目も一般的なリモコン同様で、AV機器感覚で利用可能だ

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