2月8日、ユニアデックスは、日本マイクロソフトとの協業により、マイクロソフト製統合システム管理製品に対応するIT資産管理パックを開発。3月11日より販売開始する。
国内初「System Center」に付加するIT資産管理パック販売開始
開発した「ユニアデックスIT資産管理パック for Microsoft System Center Service Manager」（以下、IT資産管理パック）は、マイクロソフトの統合システム管理製品「System Center Service Manager2010」（以下、SCSM）に対応するソフトウェア。SCSM対応の資産管理分野の管理パックは国内初だという。
IT資産管理パックは、SCSMのインシデント管理機能、問題管理機能、変更管理機能に加え、ルーター／スイッチなどのネットワーク機器や、プリンター／FAXなどの非IT系リソース（什器）の資産管理が可能。いつどのように購入もしくはリースされたか、いつ契約が切れるか、いつ廃棄されたか、などを容易に管理できる。
これらの機能統合により、企業内で障害対応を担うサービスデスクの円滑な業務ができるだけでなく、障害情報を基にセキュリティーやIT統制上の問題箇所がわかる。上層部はシステムのどこにどのような予算を割り当てるべきか経営判断を迅速にでき、戦略的ITオペレーション管理が可能となるという。
価格は、利用パソコン500台までの場合で56万円（税別）から、保守サービスが年額11万2000円（税別）から。同社では、今後1年間で1万8000の資産管理ライセンスの導入を目指すという。
