夏真っ盛りの鈴鹿サーキットで
マモノを退けたミクポルシェ
モータースポーツ界の夏の風物詩とも言えるイベント「SUPER GT Pokkaサマースペシャル」が、21日から三重県は鈴鹿サーキットで始まった。
我らがミクポルシェは、鈴鹿戦をスキップする#33ハンコックポルシェから、木下みつひろ選手を超強力な助っ人ドライバーとして迎え入れ、新型997GT3Rという最強の布陣で最長のレースに挑む。
9月12日決勝の第7戦 富士の応援シートも販売開始!
おなじみASCII.jp主催のミクポルシェ応援シートの次回、9月12日決勝の第7戦 富士スピードウェイの応援シートが絶賛販売中です。鈴鹿戦に引き続きパドックパス付きチケットや、すでに観戦券を購入してしまった人のためのお直りコースも用意しましたので、ぜひご参加ください。詳しくは下記リンクから。締め切りは8月29日までと販売期間が短くなっています。お早めに!
全国のサーキットにはそれぞれマモノが潜んでいるのだが、鈴鹿でもやっぱり牙をむいた。午前中の練習走行では赤旗が続出し、レースが何度も中断されてしまう。そんな中、木下選手は自身のセッティングを煮詰めるために何度もピットインし、メカニックと細かい部分まで協議していた。路面温度は40度近くまで上がり、そのせいかコースアウトするマシンも多く、「まだ練習走行なのに大丈夫かなぁ」と、不安に思ったファンも多かっただろう。
最初に木下選手が乗り、その後に佐々木選手、番場選手とバトンタッチ。特に佐々木選手はすっかりレーシングポルシェに慣れたようで、もはや番場選手と遜色ないタイムを叩き出していた。さすが、これまでもスーパー耐久などで王者に輝いている“ササキング”。決勝でのスーパー佐々木タイムにも大いに期待できそうだ。
予選日から多くのファンが訪れたピットウォークを挟んで、いよいよ最初の予選が始まる。今回はタイムが下位のチームから脱落していくノックダウン形式だが、その前にノックダウンへの出場権を獲得するための予選があるのだ。とはいえ、もはやこのチームに予選落ちの心配は無用(嘆願書の書き方なんて忘れてしまえっ!)。3人とも難なく基準タイム(2'18.241=クラス1位の1.07倍)をクリアし、13位でフィニッシュしたのだった。なお、このときのチームファステストは佐々木選手の2'10.846だった。
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