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迷わず行けよ! PNDで渋滞知らずの快適ドライブ! 第4回

夏のPND新モデルをレビュー!【nav-u編】

2010年08月03日 19時20分更新

文● 真鍋裕行

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高性能な自車位置測位システム

 PNDは基本的に車速センサーが取れないため、トンネルや高層ビル群を走ったときにGPSの信号が遮断され、自車位置を見失うことがある。だが、「POSITION N plus GT」という独自の加速度・ジャイロセンサーを使った算出技術で、数キロのトンネルを走っても自車位置のずれがほぼ発生しない。

ハイウェイモードは、3つ先のインターチェンジまでの距離と到達時間を表示する

トンネルの中でも「POSITION plus GT」センサーにより自車位置を常に表示している

 モニターには、自車位置の高度を表示する項目もあり、立体的なインターチェンジでもどのレーンを走っているかが把握できるようにもなっている。このため、一週間使っていて自車位置を見失ったり、違う道を表示しているということはなかった。

 都心部を走っているとどうしても遭遇する渋滞だが、FM-VICSを標準装備しているとはいえ、進路上に渋滞があることは確認できるものの、リルートして回避するまでの機能性は持ち合わせていない。ここが非常に残念な点である。しかし、VICSビーコンユニットを接続すれば解消されるので、渋滞が多い都市部をメインに使うなら、オプション設定のVICSビーコンユニットを合わせて購入することををオススメする。

 また、ルート検索の際に、過去の渋滞情報から時期、場所を予測し、渋滞を考慮したルートを探してくれる機能があるので、FM-VICSがついていないモデルでも、ある程度渋滞を回避できるだろう。

AV機能は、音楽、ビデオ、写真、ワンセグを装備している。Bluetooth対応の携帯電話なら発進、着信、ハンズフリーが使用できる

 最後に、ナブユーのウリでもある徒歩ナビも使ってみたのだが、徒歩でしかいけない道やアップダウンの少ない楽な道も案内してくれるのは便利だ。自転車では使えないが、初めて歩く土地でこの機能があるのはなんとも心強い。本体が255gと軽量なので、手持ちでも重さを感じることはない。これなら、ドライブ先でクルマを停めて、徒歩ナビを使うという両刀使いもありだろう。

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