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新Liveは、ビジネスを変えるクラウドになるか? 第3回

Windows Liveを便利にする、Essentialsとは?

2010年08月03日 09時00分更新

文● 後藤宏

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HD動画の編集も可能になった、ムービーメーカー

 『ムービーメーカー』はHD動画(1080p、720p)に対応し、より高精細な映像ソースの編集が可能となった。先述の『フォト ギャラリー』と同じく、カメラやメモリーカードとパソコンを直接つなぐだけで、簡単に動画が取り込める。

リボンUIにある6種類のテーマから選ぶ。選んだテーマにより使用される切り替え効果の種類やタイトルの出し方などが異なってくる

 取り込んだ映像や画像は、画面右のストーリーボード上で編集していく。また6種類のテーマが用意されている「オートムービー」機能を使えば、素材となる映像や画像を音楽と合うように自動で素早く編集してくれる。

作成したデータをSkyDriveへのアップロードするのも簡単。Silverlightストリーミングで、環境を問わず視聴できる

 編集した動画は1080pの高解像度からポータブルデバイス用まで、視聴する環境に応じて様々な保存形式で出力可能だ。またFacebookやYouTubeといった外部サイトへの投稿も数クリックで簡単にできる。なおプラグインを追加することで、上記以外の動画サイトへの簡単アップロードにも対応する。


メールであらゆるアカウントを一括管理

 『メール』ではプロバイダーのメールはもちろん、hotmailやその他のWebメールなど複数のアカウントや連絡先、RSSフィードを一括で管理できる。またオフラインでのアクセスが可能で、メールの内容やカレンダー、連絡先の確認ができる。

『メール』のインターフェース。メールやアドレスの管理機能のほかに、カレンダーやスケジューラーも搭載

 メッセージはスレッド表示にも対応。またSkyDriveと連携して、最大10GB分の写真を1通のメールで送れるようになるなど、新しいhotmailと同様の新機能が盛り込まれている。

『hotmail』と同様に『メール』もSkyDriveと連携。大量のメールを送信する場合には、SkyDirveにデータがアップされる


より、つながりやすくなったMessenger

 『Messenger』は会話ウィンドウのタブ化などの改良が施された。くわえてHD画質でのビデオチャットにも新たに対応した。

初期設定画面で『Messenger』と統合させたいSNSなどのWebサービスを選択。登録したサービスは『Messenger』状でシームレスにやり取りができる

大幅に機能強化が図られ、さまざまな情報を表示できるようになった『Messenger』。チャットや写真などの表示位置がスッキリとまとめられた複数のレイアウトが用意され、好みによって選べる

 またfacebookやtwitterなどのアクティビティを取り込んで表示可能。オンライン上にいる友人がいま何をやっているかが一目でわかるようになっている。

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