アイファイジャパンは米国などですでに発売している「Eye-Fi X2」カードを5月20日に日本で発売すると発表した。
発売されるのは、4GBメモリー内蔵の「Eye-Fi Connect X2」(予想実売価格7000円前後)と、8GBメモリー内蔵の「Eye-Fi Explorer X2」(同1万円前後)、「Eye-Fi Pro X2」(同1万6000円前後)の3種類。
Connect X2はパソコンやオンラインサービスへのデータ自動転送機能を搭載。ちなみに、自動転送可能なオンラインサービスとして、「CANON iMAGE GATEWAY」が5月25日に追加される。これによりトータルで21のサービスに対応する。
Explorer X2はそれに加えて、Skyhook Wireless社が提供するWPSによるジオタグの付与、公衆無線LANへの直接接続などが行なえる。
さらにPro X2ではアドホック接続に対応。デジカメのRAWデータや3D画像データ(.mpo)の転送も可能となっている。
すべてのカードが「Class6」のデータ転送に対応し、従来製品より読み書きが高速化している。また、従来のIEEE 802.11b/gに加え、IEEE 802.11nの無線LANに対応。より高速なデータ転送が可能となった。
機能面では、指定のデータ容量を超えると自動的にデータを削除する「エンドレスモード」を搭載。ただし、アップロードされていないファイルは自動で削除されることはない。
またデジタルカメラとの互換性が向上。AVCHDおよびソニー製デジタルカメラの動画のアップロードにも対応したという。
そのほか、従来ウェブブラウザー上で動作していた管理ツール「Eye-Fi Manager」がWindows/Macintosh用アプリケーション「Eye-Fi Center」となり、従来のEye-Fiユーザーにも無償で提供される(ここからダウンロード可能)。
さらにバッファローのNAS製品がEye-Fiに対応。Eye-Fiから転送されてきたデータを自動的にバックアップしたり、共有したり、ウェブへアップロードしたりできる。
■Amazon.co.jpで購入
