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ニュースはオバマ就任式に続く史上第2位!

マイケル追悼式時の転送量は2Tbps

2009年07月14日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 アカマイは7月13日、マイケル・ジャクソンの追悼式が行なわれた7月7日(米国時間)の同社ネットワークの総トラフィックが2Tbpsを記録し、アドビのFlashとマイクロソフトのWindows Mediaフォーマットで218万5000件以上の配信をサポートしたと発表した。

 アカマイは、動画や音楽、ソフトウェアなどのインターネット上のコンテンツを配信する「CDN(Contents Delivery Network)」事業者。同社によると、世界のWebトラフィックの20%の配信を担っているという。全世界の主要な放送局が行なった追悼式のインターネット配信のバックボーンとして使われていた。

 また、アカマイが配信を担う全世界100社以上のニュースサイトのアクセス状況をレポートする「Net Usage Index for News」によると、対象ニュースサイトへのアクセスは追悼式の日には最大392万4370人/分に達したという。

ニュースサイトへのアクセス状況を5分間隔でレポートする「Net Usage Index for News」

 Net Usage Index for Newsのアクセス数は、6月25日午前6時半(米国の東部時間)前後にマイケル・ジャクソン死去のニュースが報道された頃から急増。通常時の全世界からの平均アクセス数が約200万人/分のところ、ピーク時には424万7971人/分だったという。これは、史上最高のトラフィックとなった2009年1月のオバマ大統領の就任式のライブストリーミングに続く、史上第2の規模だった。

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