auは付き合いが短い場合は
解約した方がお得になる
●auの場合
- 「誰でも割」は2年契約 2年未満で解約すると9975円の解除料が発生
- 指定通話定額、シンプルSSプランには解除料は発生しない
- シンプル一括1円の端末を使っていれば残金は発生しない
誰でも割は契約してから2年後に訪れる「契約解除月」以外はどこで解約しても解除料が発生する。この解除料は9975円である。結果、彼女と付き合ってから14ヵ月目以降に別れた場合、auのケータイを解約せずに、「指定通話定額」のみ解約して「契約解除月」を待ったほうが得になる。
14ヵ月目でau解約した場合:
= 9975円
契約解除月まで最低限の契約のみ継続した場合:
980円(プランSSシンプル+誰でも割)×10回
= 9800円
契約解除月までの残りの10ヵ月間、基本使用料を払ったほうが175円安く済むのだ。逆に1年以内に別れてしまったような不幸なケースは解約した方が安く済む計算となる。
●ウィルコムの場合
- 新ウィルコム定額プランは1年契約
初年度の解約は4200円、2年目以降は2100円の解除料が発生 - W-VALUE SELECTの端末代は残額支払いが発生する
- 24ヵ月目以前であればW-VALUEが無くなる
- 25ヵ月目以降は端末代の残額支払いは発生しない
ウィルコムもauより安いものの契約解除料が発生する。また、W-VALUE SELECTは新スーパーボーナスと仕組みはほぼ同じで契約から24ヵ月、毎月割引がある。
実質0円の端末はいくつかあるが、彼女専用ケータイとして考えるなら「HONEY BEE 2」がお得そうなので、このケータイを例にする。
端末代 月1190円(新規一括2万8560円)
-W-VALUE割引 月1190円
= 0円
6ヵ月目に別れて解約した場合、割引がなくなるので、
1190円×18回
= 2万1420円
さらに6ヶ月目では新ウィルコム定額プラン解除料4200円も発生するため合計2万5620円。一方契約を継続すると、
2900円×18回
= 5万2200円
いずれにせよウィルコムにはW-VALUE割引の1190円より安い料金プランはないので解約する方が得となる。
最後になるが、もちろん2年以上彼女と付き合うのが一番幸せ、かつお得であることは間違いないので念のため。
この連載の記事
-
第10回
スマホ
チリも積もれば山…… ケータイの小さな節約術を集めた -
第9回
スマホ
とにかく多数の人と通話するのなら、昔のプラン! -
第8回
スマホ
会費無料! ただ入るだけでお得なドコモプレミアクラブ -
第7回
スマホ
仕事で使った通話料はキッチリ会社に請求! -
第5回
スマホ
父さん、ケータイに電話するときは番号付けましょう -
第4回
スマホ
母さん、ケータイはそんなに高くないです! -
第3回
スマホ
ケータイの補償サービスに月数百円払う意味はある? -
第2回
スマホ
家族同士なら980円で通話無料 さらなる節約術は? -
第1回
スマホ
ドコモユーザーは月途中の料金プラン変更がお得 -
スマホ
女子校生の上を行く! 携帯電話節約術 <目次> - この連載の一覧へ