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ケータイ 買い物大好きな層が分かった

2009年04月23日 08時55分更新

文● 企画報道編集部

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 ケータイネットのヘビーユーザーは、とにかくカネを使う。

 モバイルサイトの構築、運用、コンテンツ制作を手がけるIMJモバイルが、「モバイルインターネット利用時間別のユーザー動向分析」と題した調査結果を発表した。調査期間は2009年2月9日から2月11日。有効回答数は500名。

 それによると、1日にモバイルによるネット利用時間が1時間以上の「ヘビーユーザー」は、全体の約2割。10分~1時間未満の「ミドルユーザー」が全体の約4割、10分未満の「ライトユーザー」が全体の約4割となった。

各ユーザー比率

各ユーザー比率

 注目したいのがヘビーユーザーだ。モバイルの目的はコミュニケーションよりも暇つぶし利用なのだそうだが、おもしろいのは「衝動買いをよくする」人が53%に上っている。

消費行動

ヘビーユーザーの消費行動。「衝動買いをよくする」が異様に高い

 さらに、「値段をよく比較する」(63%)、「値段が高くても気に入れば買う」(39%)、「予定より多く買い物をしてしまう」(30%)という結果も出ており、ヘビーユーザーは、積極的に消費行動を取る人々だと言えそうだ。

 また、ヘビーユーザーの中の22%は、モバイルコンテンツの利用料を、月に1000円以上支払っているという。ちなみにミドル/ライトユーザーの場合は、それぞれ13.7%という結果となった。

 ヘビーユーザーはまた、情報感度も高い。複数回答可の「関心情報」アンケートでは、ヘビーユーザーはアンケート対象者全体に比べて軒並み関心度が高かった。

情報感度

ヘビーユーザーは、何事にも関心が高い

 たくさん買うために情報を集めるのか、情報を集めているから欲しくなるのかは定かではないが(おそらく両方だろうが)、ここにも「2割で8割の法則」か?

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