液晶ディスプレーや光学ドライブなど、周辺機器ベンダーとして知られるベンキュージャパンが、ディスプレー一体型パソコン「nScreen」シリーズを引っさげて、日本のパソコン市場に参入した。
発表されたのは、「nScreen i91」と「nScreen i221」の2機種。i91は18.5型ワイド(1366×768ドット)、i221は21.5型ワイド(1920×1080ドット)と、ディスプレーサイズが異なる以外は、ほぼ共通の仕様となっている。
CPUやチップセットには、AMDの薄型ノート向けプラットフォーム「Yukon」(ユーコン)を採用。単体のディスプレーと変わらないデザインのボディーに、無理なくパソコンを収めている。
OSはWindows XP Home Edtion SP3で、CPUにはAMD Sempron 210U(1.5GHz)、メモリー1GBを搭載する。GPUにはAMD 690Eチップセット内蔵機能(Radeon X1200)を使用する。なお光学ドライブは内蔵せず、オプションとなっている。
価格はオープンプライスで、予想実売価格はi91が4万9800円、i221が5万9800円となっている。据え置きパソコンの代わりにNetbookを買うなら、こちらの方がコストパフォーマンスや使い勝手は上だろう。発売はi91が4月中旬、i221が4月下旬の予定。