沖データ(株)は11日、毎分24枚の出力が行なえるA4モノクロページプリンター『B4500n』を同日付けで発売すると発表した。価格は7万3290円。出荷は2007年1月上旬以降となる。
 |
|---|
| 『B4500n』 |
B4500nは、2004年4月に発表した“MICROLINE(マイクロライン) 22”シリーズの後継機種で、印刷速度を毎分24枚(A4印刷時)に、解像度を最大2400×600dpiに高めたPOS(Point Of Sale)などのシステム組み込み向けモデル。プリントヘッドには“エピ･フィルムボンディング技術”を適用したLEDヘッドを採用したという。ウォームアップ時間も10秒短縮され約25秒になった。インターフェースは標準でネットワーク機能(10/100BASE-TX)を搭載し、USB 2.0(Full-Speed)とパラレル(IEEE 1284準拠双方向)を装備する。両面印刷(Windowsのみ対応)は手動で行なえる。鉛などの含有量を抑えたRoHS指令にも準拠している。
独自の水平紙送り機構により、普通紙のほか、厚紙やOHPに印刷できる。用紙サイズはA4/A5/B5のほか、不定形サイズが90～215.9mm×148～297mmに対応する。給紙枚数は標準で最大250枚、オプションで最大850枚まで拡張できる。電源はAC100Vで、消費電力は最大800W以下(省電力モード時10W以下)。動作音は53dBA(待機時30dBA)。装置寿命は5年または最大18万ページの早いほう。本体サイズは幅355×奥行き395×高さ200mmで、重量は約9kg(消耗品含む)。
パラレル接続はWindowsのみで、対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0(USB接続に未対応)/Me/98、Windows Server 2003、Mac OS 8.1～9.2.2、Mac OS X 10.1～10.4.8。対応機種はPC/AT互換機、Macintosh(インテルプロセッサーにも対応)。
なお、B4500nは日本ケンタッキー･フライド･チキン(株)の全国店舗向けPOSシステム用プリンターとして採用が内定しているという。
