デル(株)は30日、サーバー“PowerEdge”シリーズ向けに、リムーバブルタイプの外付けHDD『PowerVault RD1000』を発売すると発表した。同日付けで出荷を開始する。スタンダードパッケージのラインアップと価格は、40GBモデルが10万3215円、80GBモデルが10万7415円、120GBモデルが11万1615円。
![]() |
![]() | |
---|---|---|
リムーバブルケース | HDDカートリッジ | |
『PowerVault RD1000』 |
『PowerVault RD1000』は、HDDユニットを内蔵したカートリッジと、カートリッジを収納するケースで構成されるリムーバブルHDD装置。テープメディアと比較して高速のデータ読み出し/書き込みや、データの劣化に強いシリアルATA(SATA)のHDDユニットを採用しているほか、電源を入れたままカートリッジを抜き差しができるホットプラグに対応しているのが特徴。同社のサーバー製品“PowerEdge”と“Presicion”に合う“ムーンライトシルバー&ブラック”カラーを基調とした筐体デザインにした。リムーバブルケースに堅牢性の高いシャーシと防振機構を採用しており、1メートル近い高さからの落下にも耐えるという。オプションとしてバックアップソフト『Symantec Backup Exec』(7万350円)と『Yosemite Backup』(2万4150円)を販売する。
インターフェースはUSB 2.0。本体サイズと重量は幅101.6×奥行き159.4×高さ41.4mm。対応OSは、Windows Server 2003、Windows 2000、Red Hat Enterprise Linux 3/4など。対応機種はPowerEdgeシリーズ、PowerEdge SCシリーズの全機種。
