アップルコンピュータ(株)は18日、9月12日以降に出荷した第5世代iPodのうち、一部(1%未満)にWindowsウィルス“RavMonE.exe”が混入していたことをサポートページで発表した。
ウィルスの確認を発表したアップルのサポートページ |
RavMonE.exeは既知のウィルスで、『シマンテックノートンアンチウイルス』などのウィルス対策ソフトを利用することで駆除できる。ウィルスが検出されて除去した場合、『iTunes 7』を使いiPodのソフトウェアを復元する必要がある。
このウィルスは、マスストレージデバイスを経由して、HDDやデジタルカメラのメモリーカード、USBフラッシュメモリーなどにも感染する可能性があるため、アップルはパソコンに接続したストレージもウィルス検査を行なうことを推奨している。
なお、iPod nano、iPod shuffle、Mac OS Xにはこのウィルスによる問題は発生しない。