ソニー(株)は11日、デジタルカメラ用のHDD内蔵フォトストレージ『HDPS-L1』を10月27日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は3万5000円となっている。
『HDPS-L1』 |
HDPS-L1は80GBのHDDを内蔵し、同社の一眼レフデジタルカメラ『α100』で1020万画素で撮影したJPEGファイルを約1万8400枚、RAWデータでは約5000枚保存できるという。
本体には
- メモリースティック/メモリースティツク Duoスロット×1
- SDメモリーカード/MMC/xDピクチャーカードスロット×1
- CF・TypeII(コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ対応)
を搭載。各種メモリーカードを挿入し、本体の“コピーボタン”を押すと、HDDにでデータを転送する。対応ファイル形式はJPEGまたはRAW(SRF、SR2、ARW)となる。そのほかUSB(mini-B)端子も搭載しており、パソコンとの接続もできる。
パッケージには操作用リモコンや映像・音声コードのほか、コンポーネントビデオケーブルが付属しており、ハイビジョン対応テレビに接続することで、大画面で映像を確認できる。さらに音楽付きスライドショー機能も搭載しており、BGMを聴きながら写真を鑑賞することも可能。BGMは自分の好みの楽曲(WAV形式のみ)をパソコンからに転送し、設定することが可能となっている。
本体サイズは幅215×奥行き255×高さ35mm、重量は約1.8kg。接続可能なパソコンの対応OSは、Windows XP(SP1以降)/2000 Professional(SP4以降)/MeおよびMac OS X(v10.4以降)となっている。