“AQUOSそのもの”のTVに、奥行きの短いパソコンをセット
写真2 パソコン本体である「PC-AX100M」。シルバーを基調とした、シンプルかつコンパクトなデザイン。縦置き・横置き、どちらにも対応でき、リビングルームの環境に応じて柔軟に設置できるところがうれしい。 |
写真3 TV本体のLD-37SP1の背面には、各種インターフェースが並ぶ。パソコンや外部ビデオ機器との接続はここから行なう。 |
最初に37-Dタイプを構成するTV「LD-37SP1」とパソコン本体「PC-AX100M」のスペックから確認していこう。LD-37SP1は最大表示解像度と色数が1366×768ドット/フルカラー(約1677万色)の37インチワイド液晶パネルを採用するデジタルハイビジョンTV。TVチューナーは地デジ・BSデジタル・CSデジタル対応のデジタルTVチューナーを2系統およびアナログTVチューナー1系統のトリプル構成で、地デジの2番組同時視聴も楽しめるようになっている。
写真8 インターネットAQUOSには、AQUOSのリモコンも付属する。こちらのリモコンではTVのコントロールのみが可能。 |
LD-37SP1のポイントは、なんといっても“AQUOSそのもの”であること。というのもLD-37SP1は単体で発売されている37インチのデジタルハイビジョンTV「AQUOS LC-37BD1W」のTV機能を持つモデルで、暗室で1200:1、明るい部屋でも550:1という高コントラストを実現する新型ブラックASV液晶パネル(亀山工場製)、自然な発色を実現するRGB+深紅の4波長によるバックライトシステムなど、最新のAQUOSに組み込まれている高画質化技術がそのまま採用されている。自然な発色の液晶パネルに加えて、TV下部に搭載する2ウェイ6スピーカー(LD-37SP1の場合)によって低音から高音までクリアに再現されるサウンドなど、AQUOSシリーズの魅力がインターネットAQUOSでもそのまま継承されている。
一方PC-AX100Mは、縦置き・横置きのどちらにも対応するコンパクトなボディーの本体にIntel Core Duo+Intel 945GMチップセットを組み込んだ小型パソコン。ボディーサイズは縦置き時で175(W)×195(D)×480(D)mm(スタンド込み)、横置き時で430(W)×195(D)×95(H)mm(スタンド除く)と特に奥行きが短くなっており、TVの側面やビデオレコーダを収納するラックなどにも設置しやすい形状が特徴だ。
写真11 底面にはDIMMスロットが設けられている。DIMMの大きさからも、本体がいかにコンパクトであるかが、お分かりいただけるだろう。 |
パソコンとしての基本スペックを押さえておくと、CPUがCore Duo T2300-1.66GHzで、メモリは標準で1GBを搭載。HDDならびに光メディアドライブは250GBドライブ(SerialATA/150接続)×2の合計500GBに、DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブという構成となっている。パソコン本体の内蔵TVチューナーは、地デジ・BSデジタル・CSデジタル対応のデジタルTVチューナー1系統とアナログTVチューナー1系統のダブルチューナー構成。地デジを含むTV番組の視聴ならびに録画をサポートしている。
パソコンとTVの双方に対応するリモコン。インターネットAQUOSは、基本的にこのリモコンひとつあれば操作できるようになっている。 | ポインティングデバイスにトラックボールを採用したワイヤレスキーボード。TABキーや左のCtrlキーなどが小さく、慣れないと扱いにくいかもしれない。 | |
写真12、13 付属のリモコンとキーボード。 |