TSUKUMO eX.で、MACS Technology製のCPUクーラー「MA-7131」の動作デモを実施している。ヒートシンクにペルチェ素子を内蔵した同製品は、Socket 939/940/754に対応した「MA-7131-A」と、LGA775に対応した「MA-7131-I」の2モデルがラインナップされている。
|
---|
MACS Technology製のCPUクーラー「MA-7131-I」を搭載したTSUKUMO eX.のデモ機 |
サイズ95(W)×140(D)×160(H)mmのクーラーは、銅ベースとアルミフィンが4本のヒートパイプで連結されている。本体には回転数を自動制御する9cm角ファン(回転数2000~3600rpm/騒音値20~28dB)を1基搭載。製品には、ほかにもLCDパネルを内蔵する5インチベイ内蔵型の制御ユニットが同梱されている。LCDには、CPU温度と通電開始からの時間、総使用時間の3点を表示可能だ。「MA-7131-A」は【T指令のパーツで遊ぼう!! No.5】 で詳しく紹介しているのでそちらを参照してほしい。
TSUKUMO eX.でデモ中の「MA-7131-I」は、「Pentium Extreme Edition 965」を搭載したデモ機で動作しており、5インチベイに内蔵された制御ユニットに表示されているCPU温度は“28℃”となっていた。同デモ機には、CPUの表面にサーミスタも貼り付けられており、サーミスタが計測した温度は“31.1℃”となっていた。ショップによると「リテールクーラーの場合は50℃前後だった」とのこと。販売代理店のユーエーシーによると、近日発売予定で予価は1万2000円前後となるようだ。
|
| |
---|
ヒートシンクにペルチェ素子を内蔵している。ペルチェ素子とは、電流を流す事で片側が低温になり反対側は高温になるデバイスだ | | デモ機のスペックは写真の通り。インテルのCPU「Pentium Extreme Edition 965」を搭載している |
|
| |
---|
サーミスタが計測した温度は“31.1℃”。ショップによると「リテールクーラーの場合は50℃前後だった」とのこと | | 5インチベイに内蔵された制御ユニットに表示されたCPU温度は“28℃”。クーラーとサーミスタで、温度を計測する場所が若干違うためCPU温度に誤差があるが、同クーラーの性能は十分にわかる |
【関連記事】
【取材協力】