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ソニー、フラットデザインのモバイルデータプロジェクター『VPL-CX21』など6機種を発売

2006年06月07日 18時56分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は7日、データプロジェクターの新製品として、本体の厚さが約52mmで重量が約1.9kgのモバイルモデル『VPL-CX21』『VPL-CS21』、XGA対応の高輝度モデル『VPL-CX63』『VPL-CX61』、エントリーモデル『VPL-EX3』『VPL-ES3』の計6機種を発売すると発表した。エントリーモデルを24日に発売し、ほかのモデルは7月15日に発売する。価格はオープン。

『VPL-CX21』
『VPL-CX21』

『VPL-CX21』と『VPL-CS21』は、アルミニウムボディーを採用し、本体サイズを幅273×奥行き210×高さ52mm、重量を約1.9kgに薄型/軽量化したモデルで、ノートパソコンなどと持ち歩けるフラットデザインを採用したのが特徴。3LCDパネル/1レンズ/3原色液晶シャッター投写方式を採用し、輝度は2100ルーメン(165Wランプ)。投影画面サイズは40~300インチ。電源ボタンを押すと、角度調整や信号検出、縦方向の台形歪み補正、フォーカス調整などを自動で行なう“オートフォーカス付きアドバンストインテリジェントオートセットアップ機能”を搭載することで設置時の設定時間を短縮したほか、電源を切った直後に電源コードを抜いても冷却ファンが自動的に駆動してすぐに持ち運べる“オフ&ゴー機能”を搭載している。

『VPL-CX21』はXGA対応モデルで、『VPL-CS21』はSVGA対応モデルとなる。入力端子はAVマルチ(コンポジットビデオ、Y/Cビデオ、オーディオ)、アナログRGB/コンポーネント兼用を装備する。カラー方式はNTSC/PAL/SECAMに対応。スピーカー出力は最大1W(モノラル)。消費電力は最大220W(スタンバイ時約0.8W)。

『VPL-CX63』
『VPL-CX63』

『VPL-CX63』は3000ルーメン(190Wランプ)、『VPL-CX61』は2500ルーメンの高輝度タイプ。3LCDパネル/1レンズ/3原色液晶シャッター投写方式を採用し、ともに解像度はXGAで、投影サイズは40~300インチ。入力端子は、コンポジットビデオ、Y/Cビデオ、オーディオ(ステレオミニジャック)、アナログRGB/コンポーネント兼用(ミニD-Sub15ピン)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を装備し、出力端子はアナログRGBとオーディオ(ステレオミニジャック)を搭載する。RS-232C端子も備えている。消費電力は最大280W(スタンバイ時は“標準”設定で約5W、“低”設定で約0.5W)。無信号入力が10分以上続くとランプを自動で消す“節電モード”も用意されている。本体サイズは幅328×奥行き283.8×高さ92.6mm、重量は約3.7kg。

『VPL-EX3』
『VPL-EX3』

『VPL-EX3』と『VPL-ES3』は、台形歪みの補正や短焦点レンズなどの基本性能を重視し、大きな操作ボタンを持つコントロールパネルを本体上面に配置したのが特徴。輝度は2000ルーメン(165Wランプ)で、投影サイズは40~300インチ。解像度は『VPL-EX3』がXGAで、『VPL-ES3』がSVGA。使用する環境に合わせて選択できる画質モードは6種類(ダイナミック/スタンダード/ゲーム/リビング/シネマ/プレゼンテーション)用意されている。入力端子は、『VPL-EX3』がコンポジットビデオ、Y/Cビデオ、オーディオ(ステレオミニジャック)、アナログRGB/コンポーネント兼用(ミニD-Sub15ピン)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を装備し、出力端子はアナログRGBとオーディオ(ステレオミニジャック)を搭載。『VPL-ES3』は入力端子がコンポジットビデオ、Y/Cビデオ、オーディオ、アナログRGB/コンポーネント兼用のみとなる。消費電力は最大220W(スタンバイ時約10W)。本体サイズは幅308×奥行き252×高さ98mm、重量は約2.9kg。

予想販売価格は、『VPL-CX21』が18万円前後、『VPL-CS21』が13万円前後、『VPL-CX63』が27万円前後、『VPL-CX61』が21万円前後、『VPL-EX3』が14万円前後、『VPL-ES3』が11万円前後。

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