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ソニー、ペットの赤目も補正できる昇華型デジタルフォトプリンター『DPP-FP55』を発売

2006年05月30日 23時02分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は30日、昇華型デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”『DPP-FP55』を6月23日に発売すると発表した。価格はオープン。予想販売価格は1万8000円前後。

『DPP-FP55』 ペーパートレイ取り付け時
『DPP-FP55』ペーパートレイ取り付け時

『DPP-FP55』は、2.0インチの液晶パネル(約8万6000画素)とメモリースティック/メモリースティック デュオ用、SDメモリーカード/MMC用のカードスロット“ダイレクトスロット”を搭載し、デジタルカメラで撮影した写真をパソコンを使わずにプリントできるのが特徴。ダイレクトプリントの標準規格“PictBridge”にも対応しており、USBケーブルでカメラと接続してプリントすることも可能。独自の高速画像処理システム“フォトクオリティプロセッサー”により700万画素程度の写真でも約56秒でプリントできるという(PictBridge利用では約64秒)。対応ファイルフォーマットはJPEG/TIFF/BMP。

プリント機能では、画像の輝度分布や色相を分析してコントラスト/輝度/彩度/階調などを自動補正する“オートファインプリント3”や、オリジナルカレンダーなどを作成できる“クリエイティブプリント”が利用できる。インデックスプリントやDPOFプリントにも対応。そのほか、赤目補正機能も搭載しており、ペットの赤目を補正することも可能。エフェクト機能(セピア/モノクロ/魚眼/ペイント)やスライドショー機能も用意されている。

プリント方式は昇華型熱転写方式で、解像度は300×300dpi、約1677万色に対応(YMC各色256階調)。印刷工程の最後に、表面に保護層をコーティング処理する独自のラミネート加工“スーパーコート2”を施すことで、アルバムに保存した状態で約100年相当の耐久性を持つという(予測値)。用紙はLサイズとポストカードサイズの専用カラープリントパックを使用する(40枚/120枚入り)。

本体サイズは幅175×奥行き137×高さ60mm、重量は約1.1kg。電源はAC10~240Vで消費電力は最大75W(スタンバイ時1W以下)。プリンタードライバーソフトは、Windows XP/2000 Professional/Me用が付属する。

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