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左から(株)宣伝会議の田中理沙さん、眞鍋かをりさん、ガシー・レンカー・ジャパン(株)の代表取締役社長のデスモンド・ブレナン氏 |
ガシー・レンカー・ジャパン(株)は29日、Podcastで配信される新番組“眞鍋かをりのポッドキャスト Tokyo Local”を開始した。これに伴い、東京・渋谷にある、レストランやファッション雑貨店などが入居する複合ビル“ZERO GATE”で記者発表会を開催し、メインパーソナリティーを務める眞鍋かをりさんが登場した。
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“眞鍋かをりのポッドキャスト Tokyo Local”のホームページ |
Tokyo Localは、毎週月曜日(予定)更新のリスナー参加型音声番組で、企画制作はニフティ(株)が手がける。毎回、眞鍋さんから発表されたテーマについて、リスナーから投稿(ブログ)を募集。番組には眞鍋さんのほかに、声優の柿原徹也(かきはらてつや)氏、放送作家で脚本家の星 知美(ほし ともみ)さんが参加し、この3人によりリスナーからの投稿を元にしたトークが繰り広げられる。ちなみに、本日から配信が開始された第1回目のテーマ“「おいら田舎もん( ̄□ ̄;)?」と感じた瞬間”、“東京でビックリしたこと”、“故郷のこんなところがすごいんです”には、1000件以上の投稿が寄せられたという。
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眞鍋かをりさん |
番組タイトルについては真鍋さんが考えたという。その意味は3つあり「まず(出演者の3人が)みんな地方出身で、田舎もんということ」「雑誌に載らないような、下町の情報とか、よく行くお店とか“ここのコレおいしいよ”とか、東京のローカル情報を含めつつ」「ローカル線の各駅停車のように“まったり・ゆったり”やっていきたい」とのこと。また番組の1番のテーマは「みんなと眞鍋が作るPodcastということで、リスナーを意識したコンセプトにしたい」と、ブログとPodcastを連動させた経緯について語った。
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眞鍋さんと田中が対談。左は司会の松本真由美さん |
また会見の途中で、(株)宣伝会議の広告マーケティング雑誌『宣伝会議』編集長である田中理沙(たなか りさ)さんが壇上にあがった。田中さんは「ブロードバンド化で豊富なコンテンツが増えたが、探すのが大変」とした上で、Podcastについて「好きな時に好きなものを取り出せる」「放送と通信のいいとこどりをした」メディアとして注目しているという。また番組を聴いた感想については「眞鍋さんの人隣とか、普段の雰囲気とかがすごく伝わってきて、現場の臨場感もありますし、肉声で今思っていること、考えていることが聞けると、今一緒にいるなぁというような共感が得られて気持ちいい」と語った。
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Potcastの女王ということで、3000万円の王冠とiPodつきネックレス、王女風ガウンを身に着ける眞鍋さん。ガウンはデスモンド・ブレナン氏が羽織らせた |
ガシー・レンカー・ジャパンの米国本社(Guthy Renker)は、主にインフォマーシャル(番組形式のテレビコマーシャル)を手がける企業として1988年に設立された。その後、基礎化粧品の販売を開始し、化粧品会社のオーナーを株主に招くなど、化粧品開発・販売分野を強化した。日本に参入したのは2001年で、特にニキビケア製品として2003年に投入した『プロアクティブ・ソリューション』がヒットし、今年に入ってからは同製品を愛用していた眞鍋かをりさんを日本市場の広報キャスターとして起用。テレビCMなどを積極的に展開している。
ガシー・レンカー・ジャパンの代表取締役社長であるデスモンド・ブレナン(Desmond Brennan)氏は「去年、プロアクティブの愛用者だったことが偶然分かった」と眞鍋さんを起用したきっかけを話し、「ブログクィーンの眞鍋さんがPotcastクィーンになるでしょう」と締めくくった。その後のフォトセッションでは、デスモンド・ブレナン氏自ら眞鍋さんに、3000万円の王冠を被せ、王女様風ガウンを着せるなどのパフォーマンスを見せた。
