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スピーシーズ、ロボット番組コンテンツを利用できる人型エンターテインメントロボット“ITR”を開発

2006年04月03日 21時02分更新

文● 編集部

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スピーシーズ(株)は3日、インターネットから無線LANでロボット番組コンテンツをダウンロードできる人型エンターテインメントロボット“ITR”を開発したと発表した。同日付けで開発会社向けの開発評価キットの受注を開始し、5月末に出荷の予定。限定300セットを販売し、価格は1セット50万円。一般向けの販売は9月上旬を予定しており、価格は19万円(5本の有料番組コンテンツが付属する予定)。

“ITR”
“ITR”

“ITR”は、「Internet Renaissance」の略で、「世界初、わが家に棲みつく人型ロボット」として、誰もが家庭で楽しめるロボットエンターテイメントの創造を目的に開発したという人型ロボット。インターネット上のITR専用番組サーバーからロボット用の番組コンテンツを自由にダウンロードできるのが特徴で、チャンネル/番組を選択することで、ITRが歌ったり踊ったりして番組コンテンツを楽しめるようになっている。チャンネルには、ニュースなどの“1ch”(総合)や“3ch”(自動知育)、“8ch”(バラエティ)、“10ch”(音楽専門)、“有料ch”(CM無し)、“宣伝ch”(CMのみ)ほかがラインアップされるという。チャンネル切り替えなどは携帯電話機から行なうこともできる(リモコン機能)。

“ITR”は、身長約33cm、体重約1.5kgの人型ロボットで、自由度が22となっているほか、LED表示器を両手と胸部に計168個搭載する。双葉電子工業(株)製のCPUユニット『RPU-50』とサーボ機構『RS301CR』を内蔵し、OSにはロボット制御機能を搭載したNetBSDベースの『SpeecysOS Rev.2.0』が採用されている。通信機能としてIEEE 802.11g準拠の無線LAN(USB接続)を搭載。電源はリチウムポリマー電池(7.4V、700mA)、またはACアダプター(充電機能内蔵)を利用する。番組の供給やロボットのコントロールには、“RTML(Robot Transaction Markup Language)”と呼ばれるスクリプト言語を利用し、各種情報をモーション(動き)をベースとして表現するための“家庭用モーションブラウザ”が利用される。

開発者向けのサポートとして、パソコン側とロボット側のソフトウェア開発環境(パソコン側はWindowsベース)、モーション作成用エディター(モーションエディタ)、感情表現のためのライブラリー“SYGSA(しぐさ)ライブラリ”、クロスコンパイラー(Windowsベース/GCC利用)、Level2プログラム開発ライブラリーなどが提供される。開発評価キットには、ITR本体、ITR専用サーバー使用料(期間限定)、モーションエディタ(Windows XP対応)などが含まれる。

同社では、番組コンテンツが毎日入れ替わり、有料番組やコマーシャルにも対応できることから、ロボット番組コンテンツを、ラジオ/テレビ/パソコン/携帯電話に次ぐ“第5のメディア”として一般に普及させたいとしており、多様な企業と協力することにより、技術面とビジネス面で新たな産業の創出を目指すとしている。

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