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日本エフ・セキュア、『F-Secureインターネットセキュリティ2006』を発表――ムーミンGUIで個人向け製品市場に参入

2006年03月29日 22時17分更新

文● 編集部

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日本エフ・セキュア(株)は29日、同社初となる個人向けの総合セキュリティーソフト『F-Secureインターネットセキュリティ2006』の販売を4月17日に開始すると発表した。価格はパッケージ版が9660円、ダウンロード版は5775円。30日間期間限定の体験版も提供する。

操作画面
『F-Secureインターネットセキュリティ2006』(操作画面)

『F-Secureインターネットセキュリティ2006』は、ウイルス対策/スパイウェア対策/パーソナルファイアーウォール/侵入検知/アプリケーション制御/スパムメール対策の機能を統合したソフトで、個人や小規模オフィスでの利用を想定しており、設定を容易にするとともに、全自動運用を行なえるようにしたのが特徴。GUIには、同社がフィンランドのエフ・セキュア社の日本法人であることから、キャラクターとして日本でも知られているフィンランドの“ムーミン”を採用し、「たいくつなセキュリティー製品を心和むもの」にしたという。

スキャンエンジンとして特性の異なるウイルス検知用の3種類と、スパイウェア専用エンジン(スウェーデンLavasoft社の“Ad-aware”)の計4種類を搭載しているほか、不正に侵入したスパイウェアなどが隠れるために使う“rootkit(ルートキット)”を検出する“F-Secure BlackLight”技術も搭載している。バックグラウンドで動作し、最新のパターンファイル(ウイルスパターンファイル/スパイウェアパターンファイル/スパム制御データ/セキュリティーレベル設定情報/プログラムバージョンアップ)も自動で差分更新するようになっている。対応OSはWindows XP/2000で、365日の電話サポートや緊急ウイルス情報提供サービス(F-Secureレーダー)なども提供する。

同社では、個人向けの後継製品と合わせて、3年後に年間100万ユーザーライセンス、50億円の販売を見込んでいるという。

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