『ArtRage 2』 |
(株)イーフロンティアは3日、ペイントソフト『ArtRage 2』のダウンロード版を2月24日、パッケージ版を3月10日に発売すると発表した。価格はダウンロード版が2980円、パッケージ版が3980円。
動作画面 |
「油彩」「チョーク」「フェルトペン」といった画材と色を選んで、キャンバスに色を塗っていくペイントソフト。「油彩」などの画材では、ある色の上に別の色を塗ると、色が混ざり合う状態が再現される。
筆圧や濃度などをパーセントで指定可能。「鉛筆」「パレットナイフ」ツールでは、寝かせる/たてるといった持ち方も選べる。“トレーシングペーパー”機能を備えており、例えば手持ちのデジカメ写真をトレースして、油絵風に仕上げることも可能だ。
読み込み/書き出しに対応する画像のファイル形式は、BMP(.bmp)、JPEG(.jpg)、PNG(.png)、Photoshop PSD(.psd)の4種類。
前バージョンからの主なアップデートは以下の通り。
- 画材に「ペイントローラー」と「エアブラシ」を追加
- レイヤーをサポート(枚数制限なし)
- レイヤー付きPSDファイルの読み込みに対応
- カラーピッカーにメタリックカラーを追加
対応機種は、PowerPC G4以上のCPU、256MB以上のメモリー、1024×768ピクセル以上のモニター解像度を備えたMacintosh。PC/AT互換機の場合は、800MHz以上のCPU、256MB以上のメモリー、1024×768ピクセル以上のモニター解像度を備えた製品になる。
対応OSは、Mac OS X 10.3以上、Windows 2000/XP。ペンタブレットにも対応しており、(株)ワコムの『intuos 3』や『FAVO』シリーズなどが利用可能だ。
現在、同社サイトではArtRage 1.1日本語版が無償配布されているが、ArtRage 2の発売と同時に中止し、代わりにArtRage2のフリー版(機能はバージョン1.1と同程度)を配布する予定とのこと。