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日本SGI、Linux搭載スーパーコンピューターの最上位機種“SGI Altix 4000”を発表

2006年02月01日 19時21分更新

文● 編集部

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日本SGI(株)は1日、ブレード技術と独自の“グローバル共有メモリ・アーキテクチャ”を採用したLinux搭載スーパーコンピューター“SGI Altix 4000シリーズ”を発表した。

“SGI Altix 4000”
“SGI Altix 4000”

“SGI Altix 4000”は、ブレード設計によりシングルシステムで最大4096プロセッサーを搭載可能な拡張性を持ち、グローバル共有メモリーも60TB(現行機種は24TB)まで搭載できるのが特徴。CPU、グラフィックスプロセッサー、I/Oのほか、FPGAにより特定アプリケーション向け専用プロセッサー“RASC(Reconfigurable Application Specific Computing)”も、毎秒6.4GBのバンド幅を持つ“SGI NUMAlinkインターコネクト”によりグローバル共有メモリーに接続されており、共有メモリーを中核として柔軟な構成が可能となっているという。CPUは、出荷開始時には、従来機種“Altix 3700”と同様、Itanium 2を搭載するが、今年半ばに出荷が予定されているデュアルコア版の次世代Itanium 2(開発コードネーム:Montecito)の出荷に合わせてアップグレードが可能(ソケット互換)という。



図1 図2
独自のブレード型共有メモリーを中核とした構成
Altix4000シリーズのアーキテクチャー

基本構成は、Itanium 2-1.6GHz(6MB)×16、16GBメモリー、Novell SUSE Linux Enterprise Server 9 with SGI ProPack4、42Uラックで、価格は8209万4000円から。

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