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インターコム、セキュリティー機能を強化したリモートコントロールソフト『LAPLINK 12 BB』など2製品を発売

2005年11月29日 17時28分更新

文● 編集部

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(株)インターコムは29日、ブロードバンド回線向けに最適化したパソコンリモートコントロールソフト『LAPLINK 12 BB(ラップリンク ジュウニ ビービー)』の販売を12月16日に開始すると発表した。価格は『LAPLINK 12 BB 1ライセンス パック』が8190円、『LAPLINK 12 BB 2ライセンス パック』が1万4490円、『LAPLINK 12 BB 1ライセンス ダウンロード版』が6825円など。

同時に、インターネット/WAN/LAN/モデム/TA/ダイアルアップなどすべての接続回線に対応した上位版『LAPLINK 12(ラップリンク ジュウニ)』も販売を開始する。価格は、1ライセンス パックが1万290円、2ライセンス パックが1万6590円、5ライセンス パックが4万1475円、1ライセンス ダウンロード版が8400円。

『LAPLINK 12 BB』 『LAPLINK 12』
『LAPLINK 12 BB』『LAPLINK 12』

“LAPLINK”は、離れた場所にあるパソコンを手元のパソコンでコントロールするためのリモートコントロールソフト。『LAPLINK 12 BB』では、送信パケットサイズを最適化するとともに、受信データのキャッシュ処理を向上させることでビデオ処理機能を強化し、従来製品『LAPLINK GOLD 11』と比べて30%以上高速化したほか、起動を禁止したいプログラムやアクセス制限したいフォルダーをリモートコントロールされる側で設定できるようになったのが特徴。さこれにより、ヘルプデスクなどでサポートを受ける場合に、機密情報を含むソフトを操作されたり、フォルダー/ファイルの内容を盗み見られたりといった心配がなくなるという。通信データの暗号化も256bitに対応しており、リモートコントロール操作の履歴をログファイルに記録する機能も搭載されている。そのほか、リモートからの“OS再起動”や、プリンター出力を相互に設定できる“プリント リダイレクション”、“インターネット接続可能かどうかの自己診断”などの機能も用意されている。

リモートコントロールを行なうには、同社が提供するLAPLINK専用の接続サーバー(ディレクトリサーバー)を経由し、サーバーに登録した接続名(ユーザーが任意で決めた名前)を使って接続する方式を採用しており、IPアドレスなどを入力しなくてすむようになっている。対応OSはWindows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition、Windows XP SP1以上/2000(SP3以上)。対応機種は動作周波数が800MHz以上のPentium互換CPUと128MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応ネットワークプロトコルはTCP/IP。

『LAPLINK 12』は、すべての回線に対応した上位版で、コールバック機能などが搭載されているのが特徴。対応OSは、Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition、Windows XP SP1以上/2000(SP3以上)/NT 4.0(SP6以上)/Me/98 SE/98。対応機種は動作周波数が400MHz以上のPentium互換CPUと64MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。ただし、Windows2000以上では800MHz以上、NT 4.0以上では128MB以上のメモリーを推奨。対応ネットワークプロトコルはTCP/IPとIPX。従来製品(LAPLINK GOLD 11、LAPLINK GOLD 2002、LAPLINK 2000
Second Edition プラス、LAPLINK 2000 Second Edition、LAPLINK 2000など)との通信も行なえる。

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