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ラトックシステム、eSATA規格対応のハードディスクケースやインターフェースカードを正式発表に先駆けて公開

2005年11月22日 20時29分更新

文● 編集部 小林久

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ラトックシステム(株)は22日、東京・秋葉原の同社ショールームに関係者を集め、同社が製品化を予定している新製品の内覧会を開催した。

会場ではラトックシステムが本日発表したリムーバブルHDDケースの新製品“REX-SATA”シリーズ(シリアルATA対応)と“REX-Dock”シリーズ(IDE対応)のほか、参考出品として外付けシリアルATA規格“eSATA”対応のインターフェースカードとHDDケースの新製品も展示されていた。ここではその概要をお伝えする。

アルミ筺体を採用した内蔵型リムーバブルケース

本日発表された“REX-SATA”(SATA II対応)と“REXーDock”(IDE対応)の新製品はともに放熱性や質感に優れたアルミ素材を利用しており、ライトグレー(LG)とブラック(BK)の2色が選べる。発売時期は2006年1月中旬を予定している。

REX-SATA
シリアルATA対応のREX-SATAをパソコンに装着したところ

ともに3.5インチのHDDを内蔵することができる。HDDとトレー底面の間に十分なエアフローを確保したほか、HDDの熱源となるコントローラーICやモーター部分に沖電気工業(株)製の熱伝導パッドを貼付するなど、冷却機構にもこだわったという。SATAモデルはSATA IIに対応し、最大3Gbpsでのデータ転送が可能なほか、内蔵ドックに2つのファン(ツインFAN)を設け、効果的な排熱を行なえるようにした。

ABS樹脂を採用した同社従来製品との互換性も確保されており、トレー部分の共用が可能。鉛などの有害物質を使用しない環境保護基準“RoHS(ローズ)指令”への対応も予定しているという。

製品と価格は下記の通り。

REX-SATAシリーズ
SA-RC1A-LG、SA-RC1A-BK
内蔵型リムーバブルHDDケース、シリアルATA対応
価格7400円
 
SA-35TRA-LG、SA-35TRA-BK
交換用トレー
価格4200円
REX-Dockシリーズ
IDE-MDK1ALG、IDE-MDK1ABK
内蔵型リムーバブルHDDケース、IDE対応
価格6400円
 
SA-35MR1ALG、SA-35MR1ABK
交換用トレー
価格3700円
REX-Dock
こちらはIDEタイプの“REX-Dock”
熱伝導
沖電気の熱伝導パッドを貼付している


参考出品されていた“eSATA”対応機器

ラトックシステムは、すでにeSATA規格に対応したインターフェースカードとして、デスクトップパソコンのPCI Express x1スロットに装着する『REX-PE30S』とノートパソコンのPCカードスロットに挿入する『REX-CB15S』(CardBus対応)の2製品を投入しているが、今回ノートパソコンのExpressCardスロットに対応した『REX-EX30S』が参考出品されていた。

REX-EX30S
REX-EX30S
取り付け部分
取り付け部分

発売時期は2006年の2~3月を予定しており、価格は未定だがREX-CB15Sの価格(5300円)よりは若干高めの値付けになるという。eSATAスロットは1ポート装備しており、デバイスのホットプラグに対応するオリジナルユーティリティーソフトとともに提供される。本体は幅34mmのExpressCard/34対応だが、幅54mmのExpressCard/54にも対応する予定。ExpressCard対応となったことで、REX-CB15Sの倍となる最大3Gbpsの転送や複数のSATAデバイスを分岐して接続できるポートマルチプライヤー(Port Multiplier)にも対応する。

また、eSATA規格に対応した外付けHDDケースも豊富に展示されており、すでに発表済みの『RC-SAES』(価格9500円、SATAドライブ対応)のほか、参考出品として5台のHDDを収納可能な『RC-SAESR5』(RAID0/1/5対応)、2台のHDDを収納可能な『RC-SAESR2-R』(RAID0/1対応)が展示されていた。

RCSAESR55台のHDDを収納可能なRC-SAESR5
RC-SAESR2-R
2台のHDDを収納可能なRC-SAESR2-R

ともに発売時期は2006年2~3月。価格は未定で、RC-SAESR5は7~8万円以下、RC-SAESR2-Rはその半額程度になる見込みだという。RAID機能を搭載しており、ポートマルチプライヤーにより、1個のコネクター接続でパソコンからは5台(ESR5)/2台(ESR2-R)のHDDが見られるようになっている。会場ではRC-SAESR5が内蔵する5つのディスクをRAID0のストライピングで使用し、シーケンシャルリードで毎秒109MBの高速な読み取りが行なえるデモも行なわれていた。

eSATA以外のインターフェースも
左からIEEE 1394a対応のRC-SAF8R2、USB 2.0対応のRC-SAU2R2-R、IEEE 1394対応のRC-SAF8R2-R

RC-SAESR2-Rと同じ外観でインターフェースがUSB 2.0の『RC-SAU2R2-R』(RAID1のみ対応)、IEEE 1394bの『RC-SAF8R2-R』が展示されていた。発売は2006年2~3月で、ともに5万円を切る価格設定を行なうという。

企業向けのNAS企業導入を想定したNAS『RC-SAR4-NAS』

また、32bitのRISCプロセッサーやGigabit Ethernetポートを搭載し、4台のシリアルATA HDDが搭載できる企業向けのNAS『RC-SAR4-NAS』(RAID0/1/5対応)や、トレーによるHDDの脱着は行なえないが、2つのシリアルATA HDDをよりコンパクトでシンプルに収納できる『RC-SAESR2』(eSATA)、『RC-SAU2R2』(USB 2.0)、『RC-SAF8R2』(IEEE 1394a)なども展示されていた。RC-SAESR2、RC-SAU2R2、RC-SAF8R2の3モデルはRAID0と1に対応する。

いずれも価格と発売時期は未定だが、発売時期は2006年2~3月、価格はRC-SAR4-NASがケースのみで20万円前後、RC-SAESR2、RC-SAU2R2、RC-SAF8R2が3万5000円程度になる見込みだという。

指紋認証システム
会場では、USB指紋認証ユニット『SREX-FSU1』(写真)と合わせて使用するサーバーソフト『OmmniPass EnterpriseEdition』のデモも行なわれていた

ラトックシステムでは、ストレージシステムをハイエンドコンシューマーだけでなく、中小規模の企業向けに積極的に販売していく考えで、セキュリティーなどソリューションと絡めた展開も行なっていくという。

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