パナソニック ソリューションテクノロジー(株)は22日、ドキュメント管理システムのパッケージソフト『GlobalDoc5(グローバルドックファイブ)』(仮称)を開発したと発表した。2006年1月下旬に発売し、価格は250万円から。
クライアント画面 |
『GlobalDoc5』は、e-文書法に対応するため、10万人超の大企業でも利用できるようにドキュメント管理の大規模/大容量化を図るとともに、改ざん防止/タイムスタンプ/ドキュメントスキャナー&複合機との連携などの機能を搭載したのが特徴。データベースソフトのパーティショニング機能を組み合わせることで、10TB規模のデータベースに対応でき、一般的な経理資料(A4)なら1億枚の保管が可能という。長期保管するデータやアクセスの少ないデータのアーカイブ機能にも対応している。また、オプションとして、同社が開発した認識率98.6%(同社評価値)の日本語活字OCRエンジンや、松下グループが開発した39万件(8.8GB)を1秒以下で検索可能な高速サーチエンジンも提供するという。
対応OSはWindows 2000 Server(x86版)、Windows Server 2003(x86版)、Red Hat Enterprise Linux AS/ES V2.1/V3。データベースはOracle 10g、MySQL、ウェブアプリケーションサーバーはApache 2、Tomcat 4.1、Java 1.4、Axis 1.2以上に対応。メモリーは2GB以上を推奨。クライアントはウェブブラウザーを利用し、Internet Explorer 6.0 SP2以降(Windows版)が対応する。
同社では、併せて、『GlobalDoc5』のJavaクラスライブラリー(API)を提供することで、ソフト開発会社やSIerが『GlobalDoc5』の機能を利用した業務アプリケーションソフト開発の支援も行なう。
『GlobalDoc4』を含む現行製品の“GlobalFamily4シリーズ”の販売も継続する。