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パソコン3R推進センター、2003年10月以降に家庭で購入したディスプレーをすべて“PCリサイクルマーク”の対象に

2005年11月11日 17時35分更新

文● 編集部

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有限責任中間法人のパソコン3R推進センターは11日、“PCリサイクルマーク”なしで販売店の店頭で単体販売されたディスプレーなどを家庭で購入した場合、メーカーが“PCリサイクルマーク”を別途無償で提供することにしたと発表した。これにより、排出時の送料をメーカーが負担して回収することになる。

今回の決定は、パソコン3R推進センターが今年前半にパソコンのリサイクル制度の運用状況を調査した結果、販売店の店頭で販売されているディスプレー装置などに“PCリサイクルマーク”なしのものがあることが判明したことによるもの。これは、家庭向けと法人向けの製品に実質的な差がないことから生じたもので、家庭で“PCリサイクルマーク”なしで購入した場合には、メーカーが無償で“PCリサイクルマーク”を提供するという。今後販売される製品だけでなく、2003年10月1日以降に家庭向けに販売された製品も対象となり、体制が整ったメーカーから順次、回収や“PCリサイクルマーク”申し込みの受け付けを開始する。

受け付け方法などの詳細については、各メーカーの家庭系使用済みパソコン回収窓口に問い合わせることになる。なお、2006年4月1日以降に発表される対象製品には、“PCリサイクルマーク”の取得方法の案内の同梱などにより告知が行なわれるようになるという。

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