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KDDI、ワンセグ対応の『W33SA』など携帯電話3機種を発表

2005年10月24日 22時58分更新

文● 編集部 水野輝夫

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KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は24日、“au”ブランドの携帯電話機『W33SA』『W32T』『A5515K』を発表した。W33SAは移動体向け地上デジタル放送サービス“ワンセグ”に対応するTVチューナーを内蔵する。また、全機種が新コミュニケーションサービス“Hello Messenger”に対応する。製造はW33SAが三洋電機(株)、W32Tが(株)東芝、A5515Kが京セラ(株)。W33SAのみ12月上旬発売予定で、他の2機種は11月下旬の予定だ。

W33SA W32T A5515K
W33SAW32TA5515K


W33SA
W33SAの発売と同時に、EZテレビのワンセグ対応サービスが始まる

今年6月に始まったauの携帯電話機向けTVサービス“EZテレビ”が、2006年4月1日に開始される予定のワンセグに対応。今回の3機種のうちW33SAがこのワンセグ対応のTVチューナーを搭載し、インターネット接続サービス“EZweb”で提供中の各種機能と連携して、auの携帯電話機ならではの付加価値を提供する。例えば、“聴かせて検索”と連携して番組で流れた楽曲のタイトルなど情報を検索したり、“EZナビウォーク”と連携して番組で紹介されたスポットまでの経路探査ができたりする。サービスは無料。

そのほかオプションとして、好きな番組名や出演者をあらかじめキーワード登録しておくことでキーワードに合致した番組をメールで知らせる“デラックスメニュー”、またデラックスメニューのサービスに加え、外出先からの録画予約が可能となる“プレミアムメニュー”が利用できる。サービス料金はデラックスメニューが月額210円、プレミアムメニューが月額315円。



リアルタイムでのコミュニケーションが可能なHello Messenger

Hello Messengerは、最大5人まで同時に、リアルタイムでのチャット形式のテキスト送受信、通話、撮影した写真のやり取りができるサービス。コミュニケーションを取りたい相手を、携帯電話機のアドレス帳やグループから電話をかけるようして呼び出す。今回発表された3機種がすべて対応し、この3機種、もしくは今後追加されるHello Messenger対応機種の間でのみ利用できる。ソフトウェアのデザインは、デザインプロダクトレーベル“mountain mountain”のメンバーであるデザイナーの山下浩平氏が担当し、12種類のキャラクターから自分自身を表現するキャラクターを選択して自分と相手の画面に表示できる。山下氏は、NHKの教育番組“ふしぎだいすき”や展示会“驚異の大恐竜博”(2004年開催)のキャラクターデザインなどで知られている。日本グラフィックデザイン協会会員。

Hello Messenger Hello Messenger
Hello Messengerの画面例。自分と通話相手を表すキャラクターが現われる(C)Yamashita Kohei/mountain mountain

Hello Messengerは、対応端末の発売(11月下旬予定)と同時にサービスが始まる見込み。サービスの利用にあたっては基本料金は必要ないが、音声通話料およびテキストや写真を送るためのパケット通信料が必要となる。音声通話料は2秒あたり1.05円だが、サービス開始から2006年4月30日までの期間は、キャンペーン料金として20秒あたり1.05円で利用できる。テキストや写真データのやり取りにはパケット通信網を使い、パケット通信料金は“CDMA 1X WIN”対応端末で1パケットあたり0.21円、“CDMA 1X”対応端末で1パケットあたり0.2835円となる。“ダブル定額”“ダブル定額ライト”“パケット割”等の定額/割引きプランが適用できる。



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