(株)ソーテックは24日、15.4インチワイド“輝き液晶”とDVD+R DL(2層)書き込み対応DVDスーパーマルチドライブを搭載したノートパソコン“WinBook WG”シリーズとして、TVチューナーを搭載した『WinBook WG362』など2機種4モデルを発売すると発表した。同日付けで受注を開始し、8月末から順次出荷する。ラインアップは、上位機種のエンターテイメントノートが『WinBook WG362』、オフィスソフトを搭載した『WinBook WG362B』、TVチューナーなしのタンダードノートが『WinBook 352』、オフィスソフトを搭載した『WinBook WG352B』。価格は、WinBook WG362が12万9800円、WG362Bが14万9800円、WG352が11万9800円、WG352Bが13万9800円。
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| 『WinBook WG362』 |
『WinBook WG362』は、映像を鮮やかに表示するWXGA(1280×800ドット)対応の15.4インチ“輝き”液晶パネルとステレオスピーカー(1.5W＋1.5W)、ハードウェアエンコード付きTVチューナー、DVD+R DLの書き込みに対応したDVDスーパーマルチドライブを搭載し、DVDの観賞やTVの視聴、TVのHDD録画(最大約90時間)などのマルチメディア機能を強化したのが特徴。チップセットはグラフィックス機能を統合した台湾SiS(Silicon Integrated Systems)社のSiS 661G＋963Lで、CPUはCeleron M 360-1.40GHzを搭載し、メモリーは512MB(PC2700準拠DDR SDRAM)、HDDは100GB(Ultra ATA/100、毎分5400回転)を搭載する。光ディスクはDVD+R DL書き込みが2.4倍速/DVD±R書き込みが8倍速/DVD±RW書き換えが4倍速/DVD-RAM書き換えが5倍速/CD-R書き込みが24倍速で、DVD-ROM読み出しは8倍速。
インターフェースはUSB 2.0×4、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、Sビデオ出力、ヘッドホン、マイクなどを装備する。通信機能はV.90対応56kbpsモデム、10/100BSE-TX、IEEE 802.11a/b準拠無線LANに対応。拡張スロットは、メモリーカードスロット(メモリースティック(PRO)/SDメモリーカード/MMC対応)を搭載する。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーまたは付属のACアダプターを利用し、バッテリー駆動時間は約1.2～1.5時間(同社測定値)。本体サイズは幅355×奥行き274×高さ46.8mm(最薄部40.5mm)、重量は約2.9kg。キーボードは90日本語キーで、ピッチが19mm、ストロークが3mm。ポインティングデバイスにはタッチパッドを採用。本体の電源のオン/オフも行なえるTV用リモコンが付属する。
OSはWindows XP Home Edition SP2をプレインストールし、アプリケーションとして、ライティングソフト『Sonic RecordNow!』や画像管理ソフト『デジカメプリント for SOTEC』、グラフィックスソフト『「The Graphics [ドロー]for SOTEC』、地図ソフト『Super Mapple Digital Ver.5 for SOTEC』、ウイルス対策ソフト『マカフィー・ウイルススキャン』などが付属する。
『WinBook WG362B』は、『WinBook WG362』に、オフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003(SP1)』が付属するモデル。
『WinBook 352』は、TVチューナーを搭載しないほか、HDDの容量が80GBとなるほかは、基本仕様は『WinBook WG362』と同等。『WinBook WG352B』はオフィスソフトを搭載したモデルとなる。
